見出し画像

センター試験の思い出②

今日も共通試験の日!

センター試験1年目は予想通り失敗し、2年目へ進むことになった。

2年目のセンター試験の思い出を振り返る。

👽👽👽👽🐼大学受験の仕組みメモ🐼👽👽👽👽

国公立大学を受験する際は、センター試験(共通テスト)が一次試験、個別の大学が実施する試験が二次試験となる(前期・中期・後期)。

大学によって配点は様々だが、基本的にはセンター試験+二次試験の結果で合否が決まる。

なので、センター試験は国公立大学受験者にとって非常に重要。

東大など一部の難関大学はセンター試験の足きりラインというものがあり、センター試験で点数が低ければ二次試験の受験資格を得られない。

だった。今もそうだとおもう!


2度目のセンター試験

試験を受ける受験生のイラストを描いて

なんか、Copilot再ログインしたからか、精度が落ちてる気がする。全然意味わからんイラスト出してくる。

2度目のセンター試験は2016年。

1年間浪人して再チャレンジ!

センター試験の受験科目

この年(2年目)の受験は、文系5教科8科目

そう!理系物理クラスにいたのにもかかわらず、理数系科目ではパフォーマンスが出せないと判断して、文系になってしまうことにした!!!

理数系苦手なのだ。なのに理数系の進路を志してしまったというミス。

ミスとは思わなかったが、このまま志しても多分、この受験でまず勝つ(国公立の理系学部にはいる)のが無理な気がした。

どんなに勉強しても向き不向きはあると思う。

理系から文系に進路を変えるということは、高校2年間の間勉強した物理・化学・地理の3教科を完全に捨てるということなのだ!!!!

捨てて、なにをやったかというと

日本史・倫理政経・生物基礎を新たにはじめた。

文系女子を書いて

学校の授業はないからもちろん独学になる。

高校2年間の内容を参考書を買って一気に1人でやるのだ!!

正直文系科目は理系科目とは違い、あまり応用的な問題はないように思う。(理数系苦手な人からしたら)

「覚えるだけ」のほうが私は得意なのだ。

ただ覚える量が半端じゃない!特に日本史。

日本の歴史は中学以来の学習だった。

第一志望は横浜国立大学の人文課程。

海外の食文化を研究するゼミみたいなのがあって、面白そうだった。

のもあるし、私の高校からはいれたら、もうトップクラスの進学先なのだ。

そして高校2年生のときに学校見学でなぜか私のクラスは横国の理系学部の見学だった。

キャンパスが田舎で学生がきゃぴっとしていない印象を受けた。(全然違ったけど)

横浜なら近いしいいな、が動機。

やりたいことがなかったため、「ある程度は良い大学にはいりたい」というプライドのみで1年を過ごす。

2年目:センター試験会場までの道のり

2年目のセンター試験の会場は、1年目に二次試験を受験した静岡県立大学だった。

県大に行くのはオープンキャンパスを含め3回目だったので、1年目の行ったこともない土地勘がない高校よりも心が楽だった。

1年目は車+電車乗り継ぎ+バス

だったのが、

2年目は車+電車のりつぎ+徒歩になった。

ただ、駅から大学がある場所までは坂道をのぼらなければならなかった。

今回は浪人生で完全に1人なので、一緒に受験するお仲間がいない。1人でもくもくと歩いた。

センター試験会場での出来事

センター試験会場は大学の講義室だったので、1年目の高校の教室とはちがって、大人数を収容できる空間だった。

私は狭い場所が苦手なので、空間が広いというだけで、すごく良かった!

トイレ休憩の時間に、高校の部活の後輩に発見される。

今年は私の卒業した高校の会場もここのようだった。

私は小中高と年功序列がありありの環境で運動していたので、1年の先輩後輩の差はとても大きかった。

先輩には一切可愛がられなかった。
でも後輩とは個人的に仲良くしていたので、慕ってくれている後輩たちに会ったことでほっとした。

後輩たちに挨拶され、がんばりましょうね~!と鼓舞しあった。

この年は、もう「十分にやりきった。これ以上はできないほど頑張った。自己ベスト」と自分の勉強の課程を評価していた。

泣いても笑っても私のベストはこれ!私の地頭から勉強して得られる限界だから、できてもできなくても、どんな結果であろうと後悔はしない。

だから不安も恐怖も全くなかった。
あるのはちょっとの緊張。

ただただセンター試験を楽しみ、無事に解き終わることだけに集中した。

センター試験の帰り道

同じ会場に、高校物理クラスで唯一浪人したクラスメイトの女の子を発見!1年ぶりの再会!

学校では普通に仲が良かったので、「1年間どうだった?」などの話をした。

並んで歩く女の子2人書いて

彼女は理系のまま1年間大手の予備校に通った。

「私は文系になったんだ」などという話をした。

1日目の試験がおわり、彼女と一緒に帰った。

彼女は、全然できなかったよ~と自虐で笑っていた。

私はそういうことを言う人に限って実はできているのだろう、と思った。

私も話を合わせて、私もだよ~と言った。

2年目のセンター試験の結果

〇つけをする人

1日目の試験は文系科目だった。
手ごたえはそれなりにあったので帰って夜、自己採点をやった。

記憶の限り、日本史が85%、倫理政治経済83%、英語が76%、国語が90%をとれていた。(100点満点と200点満点がある)

国語が模試でもとれないほど最高得点をマークした。後日談:唯一夫に勝っていた科目。

私の中ではベストを出せた点数だった!

だって、1年目の得点率が50%くらいだったから。

自己ベストを出して満足する女の人

1日目に自己採点をしてとても安心したので、2日目はゆったりとした気持ちで挑めた。

文系科目だけとれていれば、最悪の場合でもセンター試験利用でどこかの私立大学には受かるだろうと思った。

しかし、第一志望の国立大学にはいるには、5教科8科目全部ある程度できないといけない。

2日目の理系科目はシンプルに苦手科目なので、得点率は落ちた。

私は昔から数学が本当にできなくて、数学だけは避けられないから1年頑張ったけど65%いったかいかないかくらいだったと記憶している。

理系科目が得点率を下げ、最終的には73~75%くらいの得点率になった。

進路(本命大学)の変更

センター試験を受験したら次にやることは、第一志望校を希望のまま受けるか、他の大学に落とすかを考える。

最初に書いたように国公立大学は大学別に配点は様々だが、一次試験+個別の大学の二次試験の合計で決まるとこが多い。

最低ラインを割っている場合、気持ちだけで受験しても勝算がほぼないのが厳しいところ。


進路に迷う人の一人称目線でのイラストを描いて

第一志望のところはセンター試験で80%くらいないと厳しかったので、潔く諦めた。

これになりたい!ってのはなくて、あわよくば教員免許とれるとこ。でよかった。なんか資格が欲しかった。

やりたいことはないけど、1人でも生きていけるようにと高校生の私は思った。

そこで同大学の課程を変更することにした。

正直びみょうに無理な気がするが、絶対無理ではないので、一か八か第一志望校を受けてみようという感じだった。

浪人当時の模試結果として覚えているのは、横浜国立大学EかD判定、静岡大学A判定、静岡県立大学A判定、明治大学・法政大学A判定だった。

第一志望はがんばってもD判定をくらっていてE判定のときもあった。

私はスタディサプリ?という勉強記録アプリで、1年間同大学を志望する浪人生や現役受験生とこのnote上での交流のように日々話しをして、励ましあってきた。

受かったら一緒に遊ぼうねと仲良くしていた人たちは、センター試験利用後に全員志望校を落としたので、私のみがそのまま受験することになった。

センター利用方式(共通テスト利用)

さて、センター試験がおわりどこの大学を受けるか本命を調整したら、次は滑り止め大学の個別受験と国公立大学の二次試験が待っている。

休む暇がない!!!!

全国の大学の多くには、「センター試験利用方式」という受験枠が存在する。

私の時は約して「センリ」というた。

一次試験(共通テスト)の結果のみで合否を判定してくれるということ。

個別の試験を受けなくてよいので、その大学の試験の出題傾向をわざわざ探る必要がないし、過去問も解かなくていいのだ!

現地に試験を受けに行かなくてよいので、センター利用方式はとても楽。センター試験の結果だけを大学に提出すればよいのだ!!!

👽👽👽👽🐼👽👽👽👽👽🐼👽

私はセンター試験利用方式で、立命館大学の法学部に出願して受かった🥳🥳🥳

これで一安心。

浪人生にとって、1年やったのにどこにも受かりませんでした。が一番恐怖。

割となくもない現実なので本当に怖かった。

なにが怖かったかというと、今思うのは、がんばっても無能でしたね、意味のない努力でしたね、と自分と周りに思われるのが怖かった。

他にも成蹊大学の法学部に授業料免除枠で受かった。

こっちはセンター利用方式ではなく、静岡市で開催された大学の個別試験を受けた。

国公立大学:二次試験

もう立命館大学に受かったので、気が楽だった。

一応、関西の有名私大「関関同立」のひとつで、浪人生がいってもそこまで浮かないだろうと思った。

法学部を選んだのは、公認会計士や弁護士を目指せると思ったからいくらでも進路を変えられそうという理由。

特にやりたいことないから、資格とれる環境ならなんでもOK。

京都で大学生活過ごすのだってめっちゃいいじゃん、北野天満宮で巫女バイトしよ~🎵と開き直って二次試験の勉強をした。

巫女さん(何回もやりとりして一番近い姿。。。)

そして3月に迎えた二次試験もなんとかできて、無事に合格できた。

大学受験って・・・

なんか、大学受験ってめっちゃ大変だなぁという感想。

合格しても不合格でも高校の先生に結果を報告しにいくというのがあった。

私がちょうど訪問したとき、センター試験で1年ぶりの再会を果たした彼女もいた。

彼女は結果を残せなかったようで、他県の短期大学に進学することになった。

他の浪人生の結果を先生から聞くも、結構厳しいなという感想だった。成功といえるのは2、3人。

彼女が、「私みたいなダメな人間は、結局どんなに頑張ってもダメなんです」

といい、職員室がどよーーーーーーんとなった。私も担任もほかの先生もなんて声を掛けたらよいかわからず。。。。

それくらい当人にとっては人生のすべてみたいな絶望なのだよね。

志望校にはいって大学生活を過ごしたわけだけど、

「一橋大学を志望していたから後期試験の直前までこの大学の存在すら知らなかった!」と笑うミスコン候補の女の子とか

「早稲田も受かったけどね~蹴ってこっちにきた」とかそういう人が多かった。

別の国公立大学で1年過ごした夫も「全然勉強しないできた」タイプ。
話を聞くと現役のときは勉強しないで駒澤大学に落ちたといってたから、夫も頑張ったんだと思うけど。

そもそも高校の偏差値がみんなそれぞれの県内でトップクラスの進学校。偏差値65~くらいの出身が人が多い印象。

頑張って頑張ってはいりました。という私は少数派だった。

塾アルバイトの面接で、あなたはちゅうじゅ経験者???と聞かれた。複数人、そうですって人がいた。

わたしは、ちゅうじゅって何???と思った。

中学受験だった。

小学生からこの大学受験のために、受験競争をやっている人たちが全国にいるのだ。

それでも東大や京大、医学部などの難関大学に行ける人数は限られているし、受験競争をしていないけれど地頭のよい天才みたいなタイプもいる。

上には上がいる。
私の努力の限界に、努力しないで到達できる人もいる。

という学びを得た。

絶望というよりも、みんな違ってみんな良いみたいな方向性の学び。

でも、10年くらいたって思うのは受験は人生のすべてじゃ全然ないということ。

あのときの彼女も。
この前インスタを見つけて久しぶり!と少し話した。

短大で夫となる彼氏を見つけて、良い友達に恵まれて楽しそうに人生を送っていてとてもほっとした。

で、結局は私は働いてないし、なんのために大学はいるのに浪人してまで頑張ったんだ!

と周りに言われる。(笑)

私は結果、合格できたけれど、合格したことよりも合格するために過ごした時間に価値があったと思う。

自分と向き合って恐怖と不安に向き合う孤独な闘いの1年だったな。辛かったけどあってよかった。自分で決めたことだしね。

共通テスト2日目に、センター試験の思い出話!

みんながみんな、自分の頑張りに納得できますように。がんばっただけで十分だよ。

そもそも、がんばらなくてもいいし、がんばってもいいしどっちでも〇だと思う🌸

おわり。


いいなと思ったら応援しよう!

aihana
応援おねがいします👽いただいたお金さんは大事に使わせていただきます🐼💖!

この記事が参加している募集