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【講師:おざけんさん】AIと作る未来を創造する AI未来検討会#12 (日本最大の人工知能専門メディア「AINOW」編集長と語るAIの活用法と未来)

【AI未来検討会】とは?

 AIがもたらす未来は、もはや誰にも予想できません。
少なからず私たちの生活や仕事、社会全体に影響を与えることが考えられます。
人間とAIが共存することで、より効率的で便利な社会が実現する一方で、AIによって失われるものや、人間の役割が変化することによる課題も生じることが予想されます。
【AI未来検討会】では、専門家の方や既にAIを活用されている方をお招きし、活用事例を知ることでAIとの明るい未来をどう切り拓いていくか参加してくださった皆さんで学ぶ会です。

◆内容

・AIを実際に活用している方、AIに知見のある方をお呼びしてのセミナー
・原則水曜21:00~22:00開催予定(参加無料)
・カジュアルにAI活用事例やAIの未来について語る会です。
 (夜も遅いのでドリンク片手にといった感じで参加ください)
・後々はオフラインのセミナーや規模を大きくした会を開催していく

「AI未来検討会」Peatixはこちら↓(ぜひフォローください)

◆運営メンバー(プロモーター)

ころすけ

ころすけ
メディア関係の企業に勤める会社員。文系出身。
2023年はAI学ぶ。
【Twitter】https://twitter.com/korosuke_tv

ウエツ

ウエツ
No.3代行(経営者のスキマ時間づくりをお手伝い)を事業として行う。
現在は8社掛け持ちパラレルワーク。
※「No.3代行」詳しくはこちら
【Twitter】https://twitter.com/threetno3

#12 スピーカー :おざけんさん

おざけんさん

『人間とAIが共存する社会を作る』がビジョン、AIやDXなどの最新技術トレンドを発信するAI専門メディア【AINOW】編集長他
SDGs専門メディア SDGs CONNECT編集長。

ディップ株式会社に所属しこれまでAI関連記事1000本以上を発信。
他にも日大大澤研究室PRチーム、フォトグラファー、最近ではデヴィ夫人のYou Tube、TikTokのディレクターになるなど多岐に活動されている。

【Twitter】https://twitter.com/ozaken_AI

◆現在の事業内容について

ディップ株式会社に所属し、
他にも日大大澤研究室PRチーム、フォトグラファー、最近ではデヴィ夫人のYou Tube、TikTokのディレクターになるなど多岐に活動しています。

昨年、株式会社Cinematoricoを立ち上げました。
動画制作からWebメディア運営、SEOやデザイン作成まで幅広いコンテンツに特化したプロが集結している会社になります。

◆AIに興味を持たれたきっかけについて

学生の頃、飲食店で店長代行的な形で働いていたのですが、ある事件がありクビになりました。その際にどうしようかなとなった時にあるベンチャー企業でインターンを始めました。
そのインターンを始めた時に今のディップ株式会社の上司に出会い、就活もせずに入社することになりました。
当時は、ディープラーニングといった用語も全く知らない初心者の状態から、AINOWを始めました。
そこからAIについてひたすら学ぶことになったというのがきっかけです。

◆以前のAI(2019年)と今のAI(2023年)の違いについて

私自身、2017年から約7年間AIの流れを見てきました。
まとめると、以前のAIは、どのようにAIを作るのかにフォーカスされていましたが、今のAIはどのように作るのかのフェーズを終え、次のAIをどのように活用するのかのフェーズに移行しているのかなと思います。

具体的には、
今まで(2019年まで)のAIのマーケットは、
事業会社があってそこにコンサル企業や受託開発会社でAIという言葉を用いたマーケティングや、導入支援をしていました。この3社でPoCという形で回っていたので、事業会社のエンドユーザーまでAIの恩恵を受けるということは少なかったというのがあります。これに対し、今は事業会社からエンドユーザーにまでAIの恩恵を受けれるようになったという形です。

◆国内のAIプロダクト開発について

国内のAIのプロダクト化はまだまだ進んでいないと思います。
また、これまでのAI、DX推進では根本的な治療ではなく部分的に課題を解決してきたといえます。例えばバックオフィス業務でも、経費精算、労務管理といった項目がありますが、それぞれ違う企業のDXサービスを活用しています。

ですが、これからはこういった細分化されたサービスがAIの発展により、統合が進んでいくのではないかと思います。

◆ChatGPTほか今後のAI業界勢力図について

AIの勢力図を考えるにはまず、一次情報を起点に考える必要があると思います。世の中の情報は一次情報、二次情報、三次情報で棲み分けができると思っています。
一次情報というのは、現場で取得するデータ、取材データ、センサーデータなどです。
二次情報というのは、SEOなどの記事、ECサイトのことです。
三次情報というのは、キュレーションメディア、検索系サービスのことです。

ここを理解した上で、次に移ります。
今後どうなるかと言いますと、二次情報が不要になるのではないかなと思います。
例えば、おすすめの冷蔵庫を購入する場合、Chat GPTなどに聞いて購入すればいいじゃんといったように、二次情報である記事などの必要性がなくなるのではと考えます。

一次情報:現場で取得するデータ、取材データ、センサーデータなど
二次情報:なくなる
三次情報:LLM搭載型プラットフォーム

※LLMとは、大規模言語モデル(Large Language Models)とは、非常に巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルのこと。

に変化すると思います。

結論を言うと、二次情報が必要なくなり一次情報をもつデータホルダーが、プラットフォームを選んで連携を強化していく形になると思います。

◆AIによって10年後私たちの生活はどうなる?

確実に変わるだろうと思うところは、これからは先ほどお話しした、LLMを搭載したOS(プラットフォーム)がさまざまなツールの橋渡しになると思います。
つまりこれが何を指すのかというと、問題があった時に今現在までは部分的な解決を図っていたのが、これからは包括的、根本の解決になるのではないかと思います。

◆AIと共存する将来像を教えてください

はい、ドラえもんみたいな社会です。笑
実際にドラえもんを本気でつくるという本を出しているので、ぜひ買ってください笑 ちなみに表紙の写真は僕が撮りました。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93%E3%82%92%E6%9C%AC%E6%B0%97%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%A4%A7%E6%BE%A4-%E6%AD%A3%E5%BD%A6/dp/4569845924

というのは置いといて本題に戻ると、
どんな社会かというと人間の介在価値というのをもっと本質的に考えて、AIが生活に溶け込み、人間が本質的にやりたいことや価値のあることに時間を使う社会になると思います。
また、今はAIに関わる人は工学系の人ばかりなのですが、これからは本格的に人文系のいわゆる文系の方々もAIについて考えていく機会を作らないと本当に良くなっていかないと思います。


AIが創る未来

今回の討論会では、AIだけのお話だけではなく社会全体としてAIを考えていく必要があるのではないかと考えさせられるお話をしていただきました。

これまでのAI討論会では、AIに仕事が奪われるか否かが議論されていましたが、今回は広い視点で、AIだけでなく社会全体としてAIと共存するために必要なことを考えていく必要があるなと感じました。

これからは、もっと人間が本質的にやりたいことや価値のあることに時間を使うということを社会全体で考えていく機会を増やしていかないといけないなと感じました。

次回のAI未来検討会

AI未来検討会は毎週水曜日の21:00〜22:00開催してます。
ご参加いただいた方々でAIについて「あーだこーだ」と語りたいと思いますので、是非ご参加ください。
【AI未来検討会】の情報はTwitterアカウントでも発信しております。
フォローしてチェックしてください!

★AI未来検討会はこちらから★
Twitter:https://twitter.com/aifuturestudy
note:https://note.com/ai_futurestudy
セミナーページ:https://thefutureof-ai.peatix.com

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