CTC AIビジネス推進部の活動内容
こんにちは。
今回はビジネスブログ初回の記事ということで、まずは私たちAIビジネス推進部の取り組みについてご紹介したいと思います。
分析領域におけるCTCの歴史
CTCと聞くとインフラが強いというイメージを持たれる方も多いと思いますが、分析領域についても長年取り組んできました。
1994年からデータウェアハウス及びビジネスインテリジェンスの専門組織が立ち上がり、その後統計ツールやBIツールの取り扱い、近年はIoTやアナリティクス、機械学習といった領域に活動の場を広げています。
私たちAIビジネス推進部は、その中でも主に機械学習/AIを専門とする部隊として2017年に立ち上がった組織です。
AIビジネス推進部の支援内容
お客様にとって意味のある「データ活用」を実現しようとすると、実際は非常に多くのことを考える必要があります。
現状の課題は何なのか、データ活用で解決できるものは何か、どのような効果を期待し、どの製品を導入すればいいのか・・・
AIビジネス推進部ではこのような幅広いお客様の課題に対応できるよう、大きく4つの分野でご支援をしています。
①導入推進
DXやデジタル活用に本格的に取り組むために、社内でCoE組織を立ち上げる企業様が増えてきていると感じます。そのようなお客様からの問い合わせでまず多いのが、どのように進めればいいかわからない、どこから始めればいいか教えてほしい、といったDX推進に関する相談です。
このような課題に対し、私たちの部では"デジタルアドバイザリーサービス"という導入推進/コンサルの支援を実施しています。
現状の整理から始まり、体制や方針、テーマ設定の仕方など、データ活用推進に関わる様々な支援をしています。主担当はお客様とし、データ活用領域に長年携わってきた弊社エンジニアが伴走する形でサポートしております。
②分析
データややりたいことはあるが社内にデータサイエンティストがおらず分析できない、効果が出るか判断するためにまずはPoCをやりたい、というお客様向けに分析支援サービスも実施しています。
私たちの部には先端技術の知見を持ったエンジニアも多数おりますので、業界問わず高度な分析を実施させていただくこともあります。
※このnoteでエンジニアブログも書いておりますので、もし技術にご興味ある方はそちらもご覧ください(⇒エンジニアブログ)。
③製品販売
多くの製品を取り扱うCTCの強みを生かし、データ活用に必要となる様々な要素を組み合わせて製品を導入させていただいております。例えば生産計画の最適化をする場合は、AIだけでなく数理最適化やシミュレーション技術が必要になり、さらにはRPAや可視化ツールと連携したほうがいいかもしれません。あくまでAIは一つの手段として考え、多くの選択肢を提供できることも我々の強味の一つと考えています。
④基盤構築
多くの企業では将来的にデータ活用の内製化を目指しています。内製化を見据えて社内で環境を整えようとすると、全社的に使えるデータ活用基盤を必要とされる場合も増えています。そのようなご要望に対して、分析ツールだけでなくインフラ基盤を導入させていただく支援も実施しております。
扱うデータの種類や分析方針はユーザー様によって様々であるため、必要なサーバースペックやシステム構成をお客様と考え、インフラ構築をさせていただきます。弊社のデータ活用の知見とインフラ構築の知見を総動員し、一気通貫でデータ活用基盤を導入することが可能です。
個人的な感覚としては、特に①推進支援と④基盤構築の引き合いが増えてきていると感じています。これまでのお客様社内でのAIやデータ活用は、個別の部署や業務で実施されるケースが多く見られましたが、現在はDXを推進するような横串組織を新設し全社的なデータ活用のニーズが高まっているからだと思います。そういった背景から、まずは推進体制や方針、基盤を整えることから取り組む企業様が多いのではないでしょうか。
データ活用において全社的に取り組む推進の流れは、より可能性を広げ、大きな効果が期待されるDXへの一歩だと思っています。
簡単ではありますが、AIビジネス推進部がどのような支援をしているか紹介させていただきました。データ活用について少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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