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【エッセイ】悪いのは誰?

なにか問題が起きた時
悪いのは「誰」なのか

大きく分ければ答えは2つしかない

答えは
「自分」なのか「他」なのか

. . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜


大きなプロジェクトを
皆で協力してやり遂げました

反省会ではさまざまなな意見がでます
「あれがよかったね」
「ここはダメだったね」

ダメだったのはどんなことだったのか
どうしてそうったのか
誰のせいでそうなったのか


それが口に出されるかどうかは別としても
大概はそんな事が
考えられているのではないだろうか


だけどいつも思う


その反省会
そこで反省点を追求して
何になるんだろう。


もちろん反省会は必要だ

自分たちのした事は正しかったのか?
そのプロセスは間違ってなかったのか?
問題をあぶり出し
次回への改善に繋げる

それはすごく大事。


だけどその
「間違っていた」ことを自分以外の人に
指摘することに意味はあるのだろうか


よく「会社として」とか
「〇〇の部署はこうすべきだ」
と、意見があがる

しかもそれが
明らかな失敗や失策であれば
「鬼の首をとったぞー!」と
言わんばかりに声を上げる人もいる


「お客様の前でタバコを吸うなんて言語道断!」
「もっとみんなで取り組めるように早めから準備すればよかったと思います」
「一部分の人にだけ負担がかかっていて大変そうでした」


うむうむうむ

素晴らしきありきたりな反省点たち笑


悪いのは周りで
その問題点に気づけた私と
僕。

まあ、手を上げなかった人よりははるかに素晴らしいだろうか
何も言わなかった
何も気づかなかった人はこれよりもっと罪深いから
反省点を発言してくれた勇者には
申し訳ない気もするけれど

それでもやっぱり思ってしまう。


「悪いのはあなたじゃないんだね」と。



タバコを吸った人が悪くて
早めに準備を始めなかった人が悪くて
一部の人に負担をかけた他の多数の人が悪かったんだね


ん?違う?
もちろん自分も含まれています?
自分だけを棚に上げているわけじゃない?


いやいや、
本当に自分も悪かった
自分にも出来ることがあったはずだ、なんて
あなたは思っていますか?



「お客様の前でタバコを吸っていたスタッフに注意できなかった自分に後悔しています」
「事前にスタッフの喫煙場所を用意し、皆に周知すればよかったです」
「前回の反省点をうけて、早めに自分が会を始めようと声をあげればよかったです」
「途中からでもミーティングのスピードアップを図るよう提案し行動すればよかったです」
「一部分の人に仕事が偏らないように自分が皆に調整をすればよかったです」
「大丈夫?と自分が声をかければよかった」


きっと「自分が悪い、問題は常に自分にある」と思っている人はこう反省すると思う

そして次からは自分が動くから
きっと問題は改善する

あなたはやってもいない他人から指摘された反省と
自分が気づいた問題点なら
どっちから取り組みますか?


問題に気づく力は大事だ

だけどそれを解決するのは
他でもないあなただ


「過去と他人は変えられない
 変えられるのは自分と未来だけ」



この言葉を知っている人は多いのに
自分の腹に落とし込めている人は
少ない


問題があるならあなたが解決に向けて動けばいい
1人じゃ解決出来ないなら力を借りればいい
だけど力を借りれるように
日頃から自分の行動には
よく責任を持った方がいい


顰めっ面で仕事していませんか?
相手の事を思って仕事をしていますか?
ビジネスだからと、言い訳していませんか?


これがまだ胸に突き刺さるなら
少しは大丈夫


きっと「悪いのは自分だ」と
考える人なのではないだろうか


「悪いのは自分」
昨今否定されるような
自己肯定感低めのセンテンス

だけど「悪いのは自分」って言葉は
決して「私なんて...」と謙遜のふりして
問題から逃げ出す
そんな弱腰な言葉とは違う

自分に厳しい人が使える
とってもかっこいい言葉と思考回路だ

と、私は思う


#仕事
#自己啓発
#ビジネス
に見せかけた
#そもそもの生き方論

#悪いのは自分
#変えられないのは過去と他人
#変えられるのは自分と未来だけ


未来を変えるには
自分を変えるしかない

#あいの呟き

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