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時を司るということ~日めくり五術2020年9月22日

戊辰(つちのえ たつ)~秋分の日に

おはようございます!
今日は戊辰(つちのえ たつ)の日で、上も下も土のエレメント。
そして節気の変わり目に当たる、秋分の日です。
具体的には、太陽の黄経が180度になる瞬間が含まれる日が
秋分の日となります。
それは日本時間では、22時30分頃
シンガポールでは、経度と時間が一致していないので
20時30分頃となります。
今は、このように太陽の通過する位置によって節気を分ける
定気法が世界的に採用されていますが
日本には、天保暦(1844~1872年)から採用されました。
それまでは単純に日割り計算で24等分するやり方が用いられていたのです。
そして、1872年(明治5年)は、グレゴリオ暦、つまり今使用している西暦と日の数え方が採用された年でもありました。
以前、とてもお世話になっているFさんにご紹介いただき
正倉院におさめられた、天皇のものさしである『撥鏤=ばちる』を
復元、創作されている、守田蔵さんの展覧会にお邪魔したことがありました。
つまりそれは定規であり、これを1とする、ということを
時の天皇(奈良時代のもの)が決めてきた、ということを示しています。
それは上品なきらびやかさで、吉兆文様が美しい、素晴らしいものでした。
太古の昔から、暦も、その尺度、長さも、時の権力者が決めてきました。
この権力者たちは、国を富ませるため、より豊かな社会を創るために
心を砕き、時を読む、ということを行い
その横には、必ずといってよいほど、天体と歴史を研究し
長い時間の尺度の中で、時と人間の間に起こる事象を
研究する人たちがいて、大きな災いを避けるために、未来を読み解く
ということに粉骨砕身してきました。
シンガポールの時間は、香港と同じ時間に設定されており
経度より早まった時間に設定されていて
これはシンガポールの経済発展に大きく貢献していると思います。
建国の父、リークアンユー氏の英断ですね。
ルールそのものを変えることで、未来を大きく変えてしまう
ということがあります。
長くなりましたが、節気の変わり目に、想いを馳せてみました。
変わり目の日は、気が不安定なので
お金のやり取りや、契約関係などは明日の方がお勧めです。
でも、そうは言っても、という場合は、慎重に事を進めてください。
政治的な影響が色濃く出る五日間の最後の日でもあるので
何かを決めなくてはならない状況にある方も多いかもしれません。
下に辰がいる日というのは、勘がするどくなり
今までは感じられなかったことに気が付く、ということがあります。
大きな判断の前に、その判断が与える、長い時間の影響に
是非、想いを馳せてみると良いと思います。
また、何かをよく見極めたり、調べたりするのにも良い日です。
今日も素晴らしい一日となりますように!

昨日の感謝

・クラスで子どもたちの助け合う姿を見て、感動して泣きそうになりました。あんな素敵な姿が見られる機会があることに感謝。

・私の落ち度で自分の子どもたちに迷惑をかけてしまいました。感謝というよりはお詫び。にもかかわらず明るい我が子たちに感謝。

・『12人の優しい日本人』(三谷幸喜氏)がYoutubeにあることに驚き。全部観られていませんが、これは凄いこと。

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