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Sun, 15 December, 2024

Journaling

12月が始まってもう2週間が経過したのか。

昨日はおじいちゃんの家でいとこの誕生日と留学からの帰還お祝いとして、美味しいご飯を食べた。

今日は朝起きたのが7時半とかになってしまった。

朝ごはんもわりとしっかり食べた。さらに今、カフェでパンも食べているのだから、結構やばいな。

食べ過ぎだ。

今日の朝、梅田まで移動するあいだで読んだ本に、日常の中で苦痛(ストレス)があることで、幸せをより実感できると書いてあった。

これは結構その通りだと思った。

優秀な人でも、朝コールドシャワー浴びたり、筋トレしたり、ランニングしたりしている人は多いと思うし、ストレスのない日常は面白くないのだろう。

自分もどこかでストレスを求めているのかもしれない。

結局、ストレス、努力、苦痛があってこその喜びがあるのだろう。

最近でいえばそれを一番感じたのは、しまなみ海道のサイクリングだ。1日中ひたすら自転車を漕いで、自分だけ3日分の荷物を背負って、風もめちゃくちゃ強くて、坂が多くて上り下りばかりで、本当にしんどかった。

それだけに最後の橋を超えたあとに下る瞬間は本当に最高の気分だった。

あの旅は、かなり良くて、これからもずっと記憶に残り続けるだろう。どうせ記憶は美化されるのだから、苦しんだとしても、その先に喜びがあるのなら、絶対にやった方がいい。

そんな経験、記憶が人生を充実したものにするのだろう。

しまなみ海道にて


Reading log

あっという間に人は死ぬから 佐藤 舞 p74 -109

時代によって少しずつ考えは変わりますが、これまで歴史上の智慧人が出してきた、人生の向き合い方と苦痛への処方箋は、大きく3つの点で共通する考えがあります。  
1つ目は、変えられないものと変えられるものを区別せよ、ということ。  
2つ目は、人生に対して主体的に参加せよ、ということ。  
3つ目は、人生に苦は必要である、ということです。
 
この3つは、充実した人生を過ごすうえで、外れてはいけない原則です。

「相対所得仮説」とは、幸福度は周囲の人との比較で決まるため、自分よりも稼いでいる人やいい暮らしをしている人が周囲にいると、「あの人と比較すると自分は幸せではない」と思ってしまうものです。近年では、SNS等で、自分よりもいい暮らしをしている人が可視化されやすくなっているため、「他者と比較する機会」が増えているといえます。

幸福度の40%を決める「意図的な行動」というのは、人に親切にする、家族や友人との人間関係を育てる、身体を動かす、感謝の気持ちを表す、など、「自分の価値観に沿った内的で習慣的な行動」のことです。

我々が集中すべきは、遺伝子を変えることでも、外側を変えることでもなく、自分で変えられる習慣的な行動なのです。

むしろ「苦痛を逃れて楽に生きたい」は、幸福からは遠ざかる選択であることも多いのです。  
私たちは、なるべく少ない労力で楽をしたいと考えますが、実際には、これまで払ってきたコスト(時間・労力・お金)の総量が、幸福感を高める傾向があります。これを、心理学では「努力のパラドクス」といいます。

便利な世の中になるにつれて、「自分でコストを払う」「努力する」という体験が少なくなると、日常を離れて山奥にキャンプに行ったり、家具を買わずにDIYをしたり、辛い筋トレをするなど、苦痛の状態を意図的に作ることによって、日常との"振れ幅”を作りだし、幸福感を創造”している方もいます。

充実する時間(人生)の使い方
・自分で変えられることに集中する
・自分の価値観など、内発的な動機を大切にし、行動する
・ストレスを自身の成長の糧にする

私たちの選択や思考は、思っている以上に、日頃触れている情報の影響を受けています。


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