常に限界を突破し続ける 幸福力アップカウンセラー “阪東朝康” さん
40歳でサラリーマンから独立しカウンセラーに転身。42歳でカウンセラー養成スクール「心塾」を開講。現在年間500人の相談を受け、1万5千の質問を受ける。昨年よりシンガーソングライターとしての活動をはじめ、100曲を目標に現在26曲が完成。常に限界を突破し続ける幸福力アップカウンセラーとして活躍中の阪東朝康さんにお話を伺いました。
≪阪東朝康さんのプロフィール≫
出身地:北海道生まれ
活動地域:愛知県、東京都、大阪府
経歴:
・システムエンジニア
・IT系ベンチャー役員
・IT系コンサル
・店舗運営系コンサル を経て
40歳にカウンセラーとして独立
現在の職業および活動:
現在 年間500人以上の個人セッションこなし 200以上の講座をこなす人気カウンセラー
カウンセラー養成講座 心塾を運営
座右の銘:「人生は自分次第」
「できる自分になることがいいこと」から「正直になることがいいこと」へ発想をかえました。
Q.今の仕事をされたのはどんなことがきっかけでしたか?
阪東さん(以下、阪東)もともと自分がいじめられっこ、対人恐怖症、人がこわかった。人としゃべれなかったし、授業で指されても、立って一言もしゃべれない。「間違ったらどうしよう?」というプレッシャーにおされて読めない。学校に行ってもいじめられていました。その当時の僕の友達はぬいぐるみと、昆虫、ネコ。小学生時代はいつも、いじめられないように、からかわれないようにするにはどうしようと意識していた。当時登校拒否という言葉はなく、学校にいかない選択肢はありませんでした。
とにかくいじめられないように、目立たぬようにいていました。そこまで抑圧していくと、「なんとかしなくては」と中学、高校になると知らない人のほうが多いので、ここから新しく自分を作ることをどんどんやりました。いじめられないように、ばかにされないように、どうしたらいいのかと思ってやってきました。社会人になると、ナポレオンヒルの成功哲学に出会い、衝撃を受けます。成功者の考え方を真似すると、成功者になれると知って驚愕しました。20代前半はそれを持ち歩き、実践しました。実践すると今までできなかったことができたり、評価されました。
しかし、それができても、「まだ足りない」と次々競う状態が続きました。目標を達成したときは幸せを感じられるが、その時以外は感じられない。そんな時に自己啓発セミナーに出会いました。
記者 その自己啓発セミナーでどのような気づきがあったんですか?
阪東 ”寂しい”という思いを自分からオープンにできなくて、オープンにすれば簡単に伝わるのに、周りから寄ってきてもらうにはどうすればいいかを考えてきたことに気づきました。拒絶されるのでは?迷惑がられるのでは?嫌がれるのでは?が観念【観点、思い込、ビリーフ】にあったので、自分から人に関われなかったんです。成功したら寄ってきてもらえるのでは?と思い、頑張り続けてきた自分に気づきました。
そこで、「できる自分になることがいいこと」から「正直になることがいいこと」と発想をかえました。弱い自分、いじめられる自分、失敗している自分を、オープンにしても人が離れていかないということを気づき、自分を落としていくことを意図してやっていきました。年齢、学歴、性別、収入、上下関係なく、素で関わるようになっていきたいと思いました。
その自己啓発セミナーでの気づきをきっかけに、心理学を学び始め、自分が学んできたことをブログに書きはじめました。「すごいわかりやすい!」という声をいただきました。人に伝わったら、人にも気づきが起こり、それが仕事になっていきました。
名前を付ければカウンセラーですが、臨床心理士でもなく、心理学科を卒業したわけではなく、産業カウンセラーの資格があるわけではなく。専門知識はないけど、自分の人生の中で試してきたことは人に伝えれると思っています。感覚と経験で仕事をしています。
今もオタク的に学びながら、試しながらやっている感じです。
学べるものは何でも学ぼう。人に何かを伝える際に、人にどう伝えたらもっとわかりやすいか、仕入にいくという感覚が強い。僕だったらこう伝えるんだけどな、と何かのヒントでもらえると、それを発信していこうという感じになります。
本とかセミナーを受講すると、「俺だったらこうする」というイマジネーションが広がる。それが楽しい。「これ、伝えたい」と思うんです。アウトプットする場があるのはすごい嬉しい。僕が独自に何かを生み出しているというよりも、専門的な人たちのナレッジを加工して提供する、という感じ。「どういうふうに伝えたら伝わるのか」が僕の独自性だと思っています。
「自分におこったV字回復をたくさんの人に味わってほしい。」
Q.「”わかりやすく伝える”という独自性」に気づかれ、どんな夢を描くようになりましたか?
阪東 今ここが、めちゃくちゃ幸せ!と感じています。今までなんのために生きているのかわかりませんでした。エンドレスに努力しつづけることに息切れしていました。本当の自分に気づく出会いがあったおかげで、V字転換しました。今ここが、「めちゃくちゃ幸せ」を感じています。好きな事をやって、好きな人に、喜んでもらえる。なんていい人生なんだろうと思ってます。生きている間中、これをやり続けたい。個人セッションすると相手の人生が変わっていきます。変わった人が僕みたいな仕事したいと言ってくれて、自分が学んできたことを教え、その人たちが他の人に伝える。
僕自身がV字回復した出会いがあったから、今これだけ幸せだと思うと、自分におこったV字回復をたくさんの人に味わってほしい。幸せを実感する人を大量生産したいと思っています。
「よりもっと爆発したい。どうせやるなら最大化したい。」
Q.その夢を達成させるために、どのような計画を立てていますか?
阪東 自分がいなくなっても、将来世代にV字回復のコツを伝わり続ける仕組みを作りたい。手段は、セッション、セミナー、出版等なんでもいい。心塾の卒業生を1万人にする。1人が100人に影響を与えれば、100万人に影響を与えられます。kanjutuTV(https://www.kanjutsu.tv/)みたいにオンラインで、そこに入れば僕のコンテンツがあって、カテゴリ別にわけられているような形を整理したい。メディアがある、発信できる場があるのはありがたいと思います。
カウンセラーの養成講座も40歳で独立して、42歳で既にカウンセラーを育てる学校をはじめました。イメージでは50歳ではじめようと思っていたのが42歳ではじまりました。要望に応える形ではじまりました。見切り発車を許可してきました。それを10年やったことによって、経験値が増え、年間で500人くらいの相談を受けて、質問内容は1万5千くらい受けています。一番最初のセミナーは怖くて、質疑応答がとれませんでした。今の段階では、「なんでもいいよ」という感じになれています。何を質問されてもいい。応えられてもいいし、応えられなくてもいい。となりました。それも経験したからなれたと思います。
49歳になり確信めいたものをもち、50歳からそれを吐き出そうと思っています。全力で吐き出す。50歳以降にやることは出し続けることだと思っています。生きている間に徹底的に吐き出したい。
50歳以降あと何年いきれるか?を意識しています。どこまでできるかチャレンジしたい。海外までいけるかな、とか。昔抑圧(プレッシャー)がかかってるから、爆発するときに、よりもっと爆発したい。どうせやるなら最大化したい。100万人はとりあえずの数字ですね。
「怖かったら、怖い方をやろう。」と決めておくと迷わない。
Q.その計画を達成するために、日々の行動はどのようにされていますか?
阪東 例えば、自分の感情と会話して、その感情と正直になる。どういうことかというと、なるべく「自分がどうしたいのか」を相手に正直に伝えるようにしています。
コミュニケーションをとるとき、僕に「言いたいこと」があったとして、「言っていいかな、やめとこうかな」と思ったら、必ず言う方を選びます。言うのをやめて、勝手に溜め込むのはやめる。言わないことでストレスになったり、相手を嫌いになる理由になったりします。嫌なものは嫌とちゃんと言うようにしていく。クライアントにもスタッフにも受講生にも言うようにしています。
今の仕事では自分のスケジュールを自分で決めれるので、その瞬間瞬間に自分に聴くようにしています。例えば「ブログ書きたい?」「曲つくりたい?」自分に正直であるとエネルギーがたまり、ノンストレスになります。そうすることで「嫌だなー」という感覚がなくなり、好きな事をやるだけとなります。「みんながいるから抜けれない」をやめて、「自分はこうしたい」と言うようにしています。その都度正直に生きると決めています。
「気分転換」「ストレス解消」「休み」は、正直に生きれば必要なくなると思っています。正直に生きてると、ただただ楽しいで進んでいける。息切れしない。病気にもならないんじゃないかな。
怖いとき「やろうかな、やるまいか」と迷う。迷うと、もうちょっとあとにしようかなとなりがち。「怖かったら、怖い方をやろう。」と決めておくと迷わない。魂の声を聴きやすくするには、怖かったらそれをやると決める。
「怖い⇒迷う⇒やらない」だと魂の声を聴く必要がなくなる。
「怖かったらやる」と決めていると、魂の声を聴きたくなる。これを40歳からやりはじめた。これが習慣化されていると、怖いことをやっていないと、なんだか落ち着かない。何もチャレンジしてないな最近、、とか。冒険してないな、成長してないな、と焦りを感じる。
作詞作曲をスタートしたことも、昔から俺歌を作りたいし、歌いたいのにやってないのに気付いてしまった。言い訳を上手にして、やらないようにしていたことに気づいてしまった。気づいたらやるしかない。「あー、やっていない俺をやっている。やばい」と。
よい詩をつくれなくていい、オシャレにおもわれなくていい、馬鹿にされてもいい、へたくそと言われてもいい、1人でも喜んでくれる人がいればいい、1人でも伝えたいメッセージが届きさえすればいい。そうやって許可することで、怖くてもやることができます。
「瞬間瞬間の魂の喜んでいることをやると、全く知らないところにいく。」
Q.どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍に繋がっていますか?
阪東 許可しながら怖い方をやること。限界を突破し未知との遭遇する。
10年前に想像した未来には今いない。想像を超えた未来に今いる。
「怖い」をやっていなければ、想像の中にしかいれない。
瞬間瞬間の魂の喜んでいることをやると、全く知らないところにいく。
「怖くない」「無難」を選んだことによって、それが幸せに繋がっているならOKだが、どこかで「そうじゃないんだけど」というのを持ちながら選んでいると魂は喜んでいないかも。
「ほんとうはこうしたい」をもってるのに、頭の「怖い」に押しつぶされてやらずにいるのはもったいない。
V字回復の底は、「変われるんだ」という気付き。生きていくのを加速するには行動が必要。その時に「怖い」と感じる行動をやるのが大事。その行動には「エイやっ」という勇気が必要です。
Q.最後にみんなが正直に生きれる世界になったら、阪東さんはどうしたいですか?
その美しさを最大限に味わいたい。美しい!と味わいたい。日常の中でセッション等で、美しい瞬間は年々増えていく。その時間だらけになる。ぬぼーっと味わう。
記者 阪東さん、本日は大変素晴らしいお話をありがとうございました!
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【編集後記】
今回記者を担当した井上と山本です。阪東さんから何度も紡ぎだされた「自分に正直に生きる」「怖いからエイやっとやる」周りを気にして発信する思いを抑える自分が多いことに気づきました。実践者である阪東さんにならって、私も日々「自分に正直に生きる」を実践していきたいと思います。阪東さんの今後のご活躍がさらに楽しみです!
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この記事は、リライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36
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