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たま・未来産業フェアに行ってきた。歴史と未来を感じた一日

たま・未来産業フェア会場

今日は八王子に来ました。朝10時のオープンに並んでみましたが既に100名ほどの行列ができていて入場を心待ちにしている親子がチラホラ。

多摩地区ってどこ?

って思っている方も多いのかも知れませんが、実は東京都の面積の2/3、人口の1/3が多摩地区なんです。このエリアに30市町村もあり、町田や立川などの大きな街もあるのです。

多摩はデカい!

「産業」フェアというタイトルの通り、地場の
産業がブースを連ねていますが、特にここ多摩は工場が多い地域として発展しています。

ちなみに東京の工場地帯というと大田区が有名ですが、多摩地区にはさらに多くの工場が立地しています。また、大田区の場合は従業員数名ほどの小規模企業が大半ですが、多摩地区の工場は比較的大きな規模のものが多かったりもします。

展示場内の様子

この展示会の良いところは、出展者と来場者の距離感が近い。まず感じたところですが、気軽に話しかけて各社の技術を教えてもらえるのは結構楽しい。工場の社長さんからも「今度工場見に来なよ」と誘ってもらえたのは嬉しかったなあ。

ほとんどロボットと戯れていましたが…

ちなみにこのイベントは金・土の2日間で行われたのですが、たいてい産業系の展示会の休日開催の時はファミリー向け企画になっていて工場見学的な対応をしてくれるので楽しい。

はがき染め体験、手織り体験、アップサイクル体験…なんか楽しすぎる。

そういえばこれは、もしや八王子の伝統産業を伝えようとしていたんですね。

150年前の八王子は「桑都(そうと)」と呼ばれ、
「八王子織物」と呼ばれる繊維産業で栄え、絹の道(シルクロード)を通って横浜港へ絹糸を運んでいました。その後、JR横浜線の開業により輸送手段も移り変わり絹の道の役目は終わってしまいましたが…

きっとこの日に参加した子どもたちは十数年後、未来のたま地域の未来を担っている存在になっているはず。そして未来の子どもたちの時代には、また新しい産業が生まれているといいな。


そういえば出展費用が無料らしいので、ご興味ある方は是非次回参加してみてください。

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