詩「死は時間によって創作された人生というわたしの詩」
命が自然であることと
自然が命であることと
不自然な命であることと
命が不自然であることの違いについて
考えている
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ブックオフの値札シールを剥がすとき
封印を解いてる気分になる
厳かな気持ちでシールを剥がす
本の状態にかかわらず
より美しくシールを剥がす
私たちに貼られた封印は
私たちの背表紙の方？
自分自身には見えない？
私は私の人生にタイトルをつける
私は私の物語をシリーズ化していく
主人公に目的を与え
目隠しされたかのように
常に未知の渦中
彷徨いながら
必ず物語をハッピーエンドで終わらせる
その覚悟だけが今日から明日へ
私をつなぐ
私は私の人生に
値札をつけるつもりはなく
誰かに値札シールを貼ることも貼られることも
拒みながら生きるであろう
どうか私が
古本になった暁には
朝焼けで私のことを燃やしてください
夕焼けで私のことを染めあげてください
星空に透明な私のことを透かしてみてください
人間関係という星座の地図は
360度球体の宇宙の中に広がる
私の人生という文脈
それは命としてすべての命とつながり
あなたの文脈の中で私は思い出される
そしてあなたの物語を紡ぐために
私は生きていようが生きていまいが関係なく
ただ人類の歴史の中の書物の数行のシとして
永遠に消えることのない
かつて実在した
不在の中に輝く
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