詩「誰にも読まれない」という理由でリサイクル図書に回されてた書物たちで「ここ」を織りなす向こう側の本棚
意味のないタイトルばかりを集めて 本当のことから逃げなければならない
絶対に幸せになってやるもんか
復讐だけが
生きがいだった
不幸でいればずっと幸せ
だから 不自由が幸せだったよ
そういうことを本気で考えてる誰かに会ったことで
自分の人生の明るさに驚いた
まるで太陽のようじゃないかヘイブラザー
地獄が星座を描いていたのに
中心にはいつも性欲があったから?
映画を見るだけでエクスタシーを感じられたし
漫画を読むだけで恋人になれた
でもどうして毎回 記憶を失っちゃうんだろう?
それは気持ちいいからですということに気づくまでに2000年かかった5000年前
これからは50年かけて その謎を解きに行く
51年目に地球がなくなるとしても
その秘密さえ解いちゃえばこっちのもんだから
こっちかどっちかもわからないけどさ
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そんな話を恋人に打ち明ける
恋人は未来にいたから
多分きっと明日答えてくれた
ならば一層私は化石になろう
どうか偶然多摩川とかで見つけてください
それはあなたにしか気づくことのできない影絵
ライ麦畑で捕まえて
一緒に季節を万引きしよう 私たち
せっかく盗むんだったら偶然とか必然
そういう二元論からはみ出たものを
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時系列のないアルバムの中に
タイトルの意味が織り込まれていく
「誰にも読まれない」という理由でリサイクル図書に回されてた書物たちで「ここ」を織りなす向こう側の本棚
人類の歴史に残せない図書館に生まれ変わるから
どうか私の言葉を解読してください
みたいなことは絶対に言わない
承認されない純白の博物館
いつだって未来は白紙であるなら
私は言葉である前に心でありたい
心よりも先に恋心が感動したの
それを本能と呼ぶならば私の中の全部全員全世界愛して
知ってることだけ 理解しないで 知らないこと全部理解しようとしないで愛して
愛してって言うのは全部パフォーマンスで全部 鏡言葉 だから愛してる
なんとなく解読できるようになった 新しい国の言語
妖精みたいに可愛いからドキドキしちゃうけれど
レミファソラシどちらにせよ音楽
歌って欲しかった歌が全部歌われてた大空
泣きながら答え合わせ手紙の封をもう出す前に切らずにきちんと切手を貼って
誰が私の音で泣こうがもう関係ない
未来の私が泣こうとも私は私
今ここにいる私を奏でてやる
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そう、
いつのまにか全部
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私の中に
入ってた
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僕が僕のプロでいるために使わせて頂きます。同じ空のしたにいるあなたの幸せにつながる何かを模索し、つくりつづけます。