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イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅・暦のお話 《大暑 末候 大雨時行(たいう ときどきに ふる)》

二十四節氣七十二候についてはこちら♪

2020年8月2日~8月6日 大暑 末候 大雨時行(たいう ときどきに ふる)

大暑は、夏の最後の節氣、そして三つに分かれる候の末であるこの『大雨時行』はその最後。

大雨が時々降る頃、の意。

太陽の位置を表す黄経で120度です。

今年は7月に台風の襲来が無かった記録的な年だそうです。

台風ではなく大雨災害がありましたから、今年はもうこれでおさまって欲しいといつもに増して思わずにはいられません。


このあと暦は立秋となり、暦の上では秋に移ります。

ですが、実際はいよいよ暑くなる頃。

この辺りは、一年を通して、陽気と二十四節氣が合わなくなっている頃という氣がしてしまいます。

後ほど触れますが、三伏という考え方もありますから、便宜上『秋』と使っているのかもしれませんが、ちょっと不思議に感じます。いずれ調べてみたいと思います。

今年は梅雨明けも8月となり、真夏は始まったばかりという状況ですから、ますます違和感を感じてしまいますね。



一年で最も暑い時

大暑の「暑」は、「炎熱」の意味です。

ですから「大暑」とは、「炎熱の時期」という意味です。

ちなみに中国語では、「暑い」という意味には「暑」ではなく「熱」という字を当てるのだそうです。

大暑の季節はちょうど「三伏(さんぷく)」のうちの「中伏」、一年で最も暑い日と言われています。

「三伏」とは夏の酷暑の時期を言い、「初伏」「中伏」「末伏」があります。夏至の後の第3の庚かのえの日を「初伏」と言い、第4の庚の日を「中伏」、立秋後の第1の庚の日を「末伏」と言います。

この時期は、元氣のような意味合いで使われる『精』を発散するようなことは避けるほうが賢明であると勧められています。

近年、確かに酷暑著しいですから、熱中症対策を踏まえても勧めを取り入れるのは賢明かもしれませんね。

ウォーキングも早朝の涼しい時間帯がより良い時と言えそうですね。盛夏で生命感に満ち溢れた木々の雰囲気に朝の涼しいうちに触れるのは、癒しと活力の両方がチャージされそうです。

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アーユルヴェーダでは

アーユルヴェーダでは、太陽の光は生気(精氣)を奪うものと位置づけられ、いのちを養うのは月の光といわれます。

この時期は心身で納得してしまいます。

養生法として午睡や月光浴も勧められていますが、ほどほどに。

夜更かしが過ぎないよう要注意。

日中酷暑、夜は涼しく月が美しかったりすると、ぐったり疲れてちょっと休憩から寝入ってしまい、夜過ごしやすく感じてついあれこれで夜更かし…という夏休みパターンは夏バテと体力減退を誘発します。

どうしてもそうしかできないという事情でなければ、ほどほどに観月したら涼しい中で眠るのも大切なこと。睡眠不足は真夏の大敵です。

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そしてこの時期お勧めの宝石は真珠。

先日の満月も上のほうに来たときの輝きは確かにパールも彷彿とさせます。

サロンのアファメーション・ツールでも、この時期限定アイテムで真珠ラインを秘かにご提供していきます。

ちょっと元氣が出ないなあ…というとき、食養生で減食させているとき、相性の良い宝石を身近に置くのも良いかもしれませんね。


真っ赤な月の出と月の道

先日、日中が晴天、そして満月の日に来客があったので、月の出を観に行くことにしました。

いくつかの候補地から、昼間は優しく精錬な雰囲気の岬を選び、夜初めて訪れると、思いのほか真っ暗。

日中は気が付きませんでしたが、街灯の設置がほぼなく、『闇』にさらされているようでした。

真上は雲がありませんでしたが、日中の暑さと無風のせいか、地平線には雲が厚く、あきらめて帰ろうとしたところ、なんと突然雲が切れて、真っ赤で大きな月が表れ一同大興奮。

月の道もはっきり見えましたが、こちらも真っ赤。

これはわたしも初めて見たので本当に驚きました。

岬の水平線から登る大きく真っ赤な月景は、強く印象に残る景色でした。

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★生憎、手元にはコンデジのみ。かたちはまったく写っていませんが、赤さは本当にこんな色でした。


数時間後、ある程度登った頃合いを見計らって天を仰ぐと、プラチナゴールドに輝く大きな月。こちらは同じものとは思えないほどの優しく慈愛に満ちた光。昼の疲労が溶けていくような、優しさと輝きでした。

『同じ天体』というのは物理学上のひとつの見方ですから、別の観方・捉え方をするならば、まったく違うものとなってもおかしくはないとなんだか腑に落ちるような体験と体感でした。

この日は明るい星空も見え、感動的な天体体験に恵まれました。

食物もとても大切ですが、こういう体験にも、いのちの活力を注がれている氣が致します。


2020年8月6日



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『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。