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令和阿房列車論~その12『実歴阿房列車先生』より(5)

こんばんは。
ようやく『実歴阿房列車先生』を読み終えました。

とはいえ既に平山先生の作品自体は読み終えていて、あとはエッセイストの酒井順子さんの解説の部分を残すだけでした。

酒井順子さん


酒井さんの名前は百閒先生と宮脇俊三先生を比較した作品『鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む』で知っていました。

で、酒井さんの解説を読んで思ったのですが、解説の文中で酒井さん自身が『ムーンライトながら』に乗られている辺りで「私(自分のことです)と同世代ではないか?」と思ったのです。

念のためWikipediaで調べて見たら、私と同じ1966年生まれではないですか!

しかも、宮脇先生の作品の愛読者だったところも同じという偶然に更に驚きました。ただ、酒井先生が宮脇文学に目覚めたのは中学時代という(私が宮脇文学に目覚めたのは高校時代です)点についてはかないませんでした。

ここまで酒井さんのことばかり書いてきましたが、同じ年齢や宮脇先生の愛読者というところに引っ掛かって、『鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む』を書店で見て(その時は知らなかった作者の著書を)購入したのは何かの縁だったのかもしれません。

今回は解説を書かれた酒井順子さんのことに終始しましたが、次こそ酒井さんが書かれた「特別阿房列車」の解説に対する私の感想を書こうと思います。

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