本物の3歳児 —— 僕、我慢してるよ
前にも書いたが、次男はクラスに気にくわない子がいるようだ。
本当にその子が嫌だからなのか、他に理由があるのか、はたまた何となく嫌なのかは分からないが、毎日一回は幼稚園に行きたくないと言う。
そして、聞くたびに「あの子が嫌やねん」と言うのだ。
良く聞くと、実際にその子に殴られるということもないし、次男に直接何かをすることもほとんどないのだけど、調子に乗って教室の進行を止めたりしてしまうようだ。
家では、何か気にくわないことがあると家族に殴る振りをしてワーワー騒ぐ次男。
だから、
「嫌なことされたからってお友達を叩いたり、お家で相撲しているみたいにぶつかったりしちゃダメだよ、君は強いんだからね」
というと、
「うんわかってる。僕、我慢してるよ。ケガさせたらいけないから、攻撃しないんだ。僕強いから、他の子にはやらないよ。お父さんだけだよね、お相撲で本気でぶつかっていいの」
と誇らしげに言った。
おぉなんとなんと。
いつの間にかどんどん心も成長してるんだな。
まだ善悪の判断が付かないことも多いが(ドンブラスターを盗んだり警察を撃ったりはするな)、お友達に対しての思いやりみたいなのは、しっかり芽生えて来ているんだ。
父は次男が誇らしいよ!