世界一の〇〇
世界一の朝食を食べました。
という一文を読んで何か感じましたか?
世界一の朝食で検索するとトップはここの朝食です。
これ、誰が世界中の人から統計を取ったんでしょうか?恐らく誰も取っていませんし、認定されたわけではありません。ただ、自ら「世界一の朝食」といってブランディングしている会社がある。という事です。
ちなみに今日いただいたのはこちら。
どちらも「世界一」とありますでしょ?
ちなみに、今回宿泊しているホテルの朝食は「楽しみになる朝食」と謳われています。
一つの朝食に名前をつける事で、その名の通りになっていく。という現象があります。言語化されるからそう認識する人が増えて、それが現実になっていくという事です。
そんな話を私はこの本の「言葉」の章で学びました。マーケの本ではありません。
実際どうだったか?
朝食って、1日の始まりであり、シチュエーションも様々。まだ空気も綺麗、胃の中は空に近い、いろんな要素があるので「ただ美味しい」だけでは世界一とは言えなくて、空間、時間、タイミング、そしてお客さんの感情が動く全てが揃う必要があると思うんですよね。
つまり、パンケーキだけが商品ではない。空間やスタッフの振る舞いと配慮、全てが商品の一部であるって話。
今回は、大事な先輩とのミーティングでしたので、この店を選んだ経緯がありました。一休から「席だけ予約」をしたのです。
10時予約で9時10分についたら
10時の待ち合わせだったんですが、早めに出て9時すぎに到着しました。
9時オープンで10時予約なら、もう席抑えてある前提ですよね。なので早く行っても迷惑ではないだろうと思ったんです。
流石にまだガラガラで4組ほどしかいません。「10時に予約しました」と申し出ると、店員さんはおもむろに画面を確認し「10時!?」と言いました。語尾上がりの?!ではなくて、10にアクセントがある!?です(わかりにくいか・・)ちょっと呆れた時に使われるイントネーションですね。
その瞬間に「は?感じわる!」と思っちゃったんですよね。その後「お待ちしておりました」があるわけでもなく、名前を復唱するわけでもなく、久々にこんな店員さんにあたっちゃったなーと観察していました。
そして、恐らく予約しているの私だけで、その後に来る人は飛び込みだったんですが、誰もいないフロアなのに、端の方のすごく貧相な席に通されたんですよ。(奥にゆったりしたソファー席があったのに)もう、とても感じわる!と思いまして。これ、多分店員さんの意地悪なんですよね。小さな憂さ晴らしで自分を守って、店に損害を与えて報酬を得る。残念な図式だなぁ、でもよくある話だよねと思いました。誰も幸せになってないというね。
何を持って世界一と名乗るのか
で思ったんですが、そんな個人感情出す人が接客する店で「世界一」と名乗れるなら、私も名乗れるんじゃないかな?って自信がついたんですよね。
もちろん1人では無理だけど、私のように憤る感性を持っている人って少なくないと思っているので、そういう人でチームを組んで利益が出る仕組みができたらものすごく良い仕事になるんじゃないかなと思っています。
あ、パンケーキは食べませんでした笑
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