技術士二次試験の話②
ここでは技術士2次試験の受験を決意してから、筆記試験までのあれこれを書こうと思います。
受験を決めたきっかけは①にあります。
1)2020年8月~12月頃にしたこと(情報収集)
受験を決意したのが2020年の夏ごろ。本当は2020年にRCCMを受験しようと考えていたのですが、コロナのせいで試験自体が中止になってしまいました。
なので、もういっそ来年(2021年)に技術士をとるぞー!と思い、手始めに参考書を2冊ほど買ってみます。
『一発合格のツボ』の内容では、受験勉強を開始するに当たってのモチベーションの上げ方や、効率的な勉強方法(録音して聴く)についての事柄がすごく参考になりました。
『合格者たちの勉強法』の内容では、アウトプットの大切さ、文書作法についての事柄がすごく参考になり、「へぇ~、ほぉ~。」という感じでした。
あと、インターネットでも色々と情報収集をしました。特に参考になったのが、『スキヤキ塾』というサイトです。
おそらく、技術士を受験する人の間では有名かもしれません。このHPは無料で閲覧できるので、とりあえず読んでみて損は無いです。
どんな資格試験でもそうかと思いますが、忙しい中で効率よく試験対策をするには情報収集が必須です。私の会社には、技術士の資格保有者がいません。割と大きな会社だと、社内で勉強会などがあって、先輩が色々と教えてくれたりするようですので、自腹での書籍購入などは不要かもしれません。
2)2020年末頃からしたこと(インプット)
2020年末の連休くらいから、いわゆる勉強、頭に色々な知識をいれること(インプット)を始めます。その際に参考にしたのが以下の書籍です。
この本は、具体的にこの辺を勉強しなさい!みたいな事が書かれているので、「技術士の勉強って範囲広すぎて何したらいいかわかりまヘン(';')」となった時に役立つのではないかと思います。
私は、インプットのために以下の3つのことをしました。
①国交省のHPに掲載されているガイドラインをよく読んで要点をノートにまとめる。
②下水道施設の設計指針(会社から借りた)のうち、最新版で改訂があった項目をよく読んでノートにまとめる。
③まとめたノートを何度も読む。読みながら自分自身の理解が足りないと思われる箇所は、再度ガイドライン等を見て補足を書き足す。
このとき、現状と問題点、問題解決にむけてすべきこと(課題)、課題遂行の手順と遂行時の問題点、などが分かるようにノートをまとめました。
これらの作業は、平日は朝4時~5時までと、会社についてからの8時~8時半の毎日1時間半くらい行いました。
休日は朝3時ころ~14時ころまでの間で、途中に家事や子供の相手なんかもしながら3時間くらい行いました。
「え、休日の昼以降は?めっちゃ時間余ってるやん」と思われるかも知れません。
実は私、お酒が大好きでして、平日こそノンアルコールビールを飲んでいますが、休日ともなると飲まずにいられません。そのため、休日は子供たちのおやつの時間くらいからお酒を飲みだし、それ以降は勉強はしませんでした。
3)2021年3月頃からしたこと(アウトプット)
2021年2月頃から、技術士二次試験向けのセミナーなどを行っている各種団体で、2021年度受験者向けのガイダンスが開催されます。これは比較的格安(または無料)で受けられますので、一度行ってみても良いかもしれません。
私は、新技術開発センターと、スキヤキ塾という団体のガイダンスを受けました。
どちらのガイダンスでも「論文の添削を受けることが非常に大切だ」と言っていました。
実際そうでしょう、採点者は多くの受験生の論文(答案)を読みます。そのなかで「は???」という論文はそこで不合格になるはずです。そうならないために、客観的に読みやすい文章を書く必要がありますし、そのためには他人の意見が必要です。
ということで、周囲に指導してもらえる技術士がいない私は、結構な出費でしたが、新技術開発センターの講座を受講することにしました。
テキスト+スクーリング2回+添削6回で、確か8万いくらだったと思います。
私の会社は、資格手当というのが出ますが、技術士補から技術士にランクアップすることで毎月の資格手当が5000円上がります。
つまり、1年半程で8万円を取り返せる計算になります。
一刻も早く出費を取り返すためにも、絶対に一発で合格する!と心に誓いました。
ちょっと疲れたので、この続きはまた今度~。
ありがとうございました。
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