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土木設計の仕事に就いた理由

あはうさぎです。

プロフィールにも書きましたが、私は小さいコンサルタント会社で土木設計の仕事をしています。土木設計といっても色々な分野があるのですが、私の専門は管きょ、特に下水道です。

この業界は女性が少ないです。ですので、初めて会った他社の方からは「何でこの仕事をしているの?」とよく聞かれます。なので、まずはこの仕事に就くきっかけから書きたいと思います。

私は、普通の府立高校に通っていましたが、人付き合いが苦手で1年生のときに学校に行くのが嫌になってしまいます。なんか、女の子って休み時間に仲良しグループみんなでトイレに行くとか、あるでしょう。あれ、すごく嫌なんです、何でもかんでも人に合わせるみたいなの。あと、担任の先生(くちゃくちゃ喋る太ったおじさん)もすごく嫌いだった記憶があります。

そんなこんなで、バイトに明け暮れ、ちょこちょこ学校を休んだり、授業の途中で勝手に帰ったりし始めます。

それを心配してくれたのが、数学A(数学って、A・B・CとⅠ・Ⅱ・Ⅲに分かれてましたよね?)担当の学年主任のO先生でした。実は私、そこそこ勉強が出来たので、高校入試の成績がトップだったんです。(入学式で、何かを皆の前で読んだ記憶があります。)O先生はそんな子がひねくれていくのがすごく心配だったようです(笑)

その数学のO先生が、何故か知りませんが、「お前は理系に向いてる」と言ってくれ、2年生から理系進学コースのクラスに入ります。

で、やっぱりその先生の言う通り、そこそこ向いてたのでしょう。上位の成績をキープし続けたのですが、母子家庭で貧乏だったのもあり、大学へは行かないつもりでした。

ですが、当時担任だった数学Ⅲ担当のK先生から、国公立大学の授業料減免制度を教わり、大学進学を目指します。

予備校などは高価なので、放課後居残りして独学で勉強を始めます。

その結果、めでたく四国にある某国立大学の工学部・建設学科に合格します。

この大学の学部・学科を選んだ理由はよく覚えていませんが、先生のおすすめだったこと、建設?家建てるのかしら?楽しそう~、みたいに感じたこと(当時は建設(土木)と建築が全然別物だと理解してませんでいた)、理系の分野の中でも化学より物理が得意だったから、だったような気がします。

大学時代は、ほどほどに勉強し、よく遊び、楽しく過ごしました。

が、いざ就活開始となる前の年くらいにリーマンショックが起こります。で、どこにも就職せずに卒業。実家に戻り、アルバイトを始めます。

その後、アルバイトをしながらAutoCADが習得できる職業訓練に通います。アルバイト・職業訓練と忙しい日々を送りながら過ごしているとき、ハローワークの方から1件の求人を紹介され応募することに。

紹介予定派遣とのことで、派遣会社の方と面談します。私はCADオペの仕事で、採用形態は派遣社員かと勝手に思っていたのですが、よく聞くとCADを使った設計・製図で形態は正社員とのことでした。当時の私はオペレーターと設計の職種の違いなどよくわかってませんし、(正社員?ヤッター!!)くらいの感じで言われた通りに派遣会社の方と面接に向かいます。

面接では派遣会社の方が私の替わりに自己アピールをしてくれ、私自身はあまり話さなかった記憶があります。ただ、真面目そうに、かつ愛想よく返事をしていただけだったような・・・。

が、めでたく採用が決まり、現職に就き、土木設計(管きょ)の仕事を始めます。

その後、働く中で色々と大変な思いもしたのですが、今では(この会社で働けて良かったなあ)と思っています。

以上が、私が土木設計の仕事に就いた理由です。結論としては特別何かすごいやりたいことがあった訳ではなく、成り行き、何となく、って感じです。

それでも、今はそこそこのお給料をもらい、そこそこの生活が出来ているので自分は本当にラッキーだなあ、と思います。

また後日、技術士試験のことなども書こうと思います。

ありがとうございました。


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