見出し画像

女性の身体・セクシャリティとアート

9月の3連休のある日、
だらだらとインスタグラムを見ていたら、
TATEがジョーン・センメルの絵をポストしていた。


…このポストに背中を押されて、
前に記録に書きつけていて途中になっていた文章を
ここに引っ張り出すことに。


女性の身体やセクシャリティは、
芸術の分野でたびたび焦点が当てられてきた。
さまざまな時代に、さまざまな形で。
…という話をよく聞く。
ヌード、という大きなジャンルもあるしね。


というわけで今回の記事は
女性の身体やセクシャリティについて思い巡らせる機会をくれる作品について。


作者が女性の身体や性をテーマにしているという作品もあれば、
私自身が見る側として勝手にそういうテーマに重ねている作品もあります。

●Renée Jacobs

ルネ・ジェイコブスというアメリカの写真家。
女性のヌードをとらえた作品が多い。
多いというか、代表作みたいだ。

私は友人から教えてもらい、彼女の作品を知った。

写真集『Polaroids』。収録の作品の一部は
サイトでも見ることができるようです。


女性目線からの女性の身体や性に、
エロティックで自由な雰囲気を感じるところがある。



●ロダンの絵画

彫刻が有名なロダンだけど、
ドローイングや水彩画にはまた違った魅力がある。


いろんな見方を許容してくれるような、
柔らかくてあいまいなタッチ。




●Johanna Bath

ジョアンナ・バスと読むのかな?
インスタで知ったアーティスト。
作品は、身体の一部をクローズアップしたかのような絵画。


まるで誰かの目線のようだと思う。
プライベートな雰囲気が漂っていて、心惹かれる作風。
いつか実際の作品を見たい。

2つの画像はご本人のインスタからお借りしました。


●Louise Bourgeois


森美術館の展覧会中のルイーズ・ブルジョワ。

女性はしばしば他者の幻想で脚色されがちだけど、
本来そこにあるのは血と葛藤にまみれた肉体とその活動。

そんなふうに思わせるアーティスト。

画像は森美術館のサイトからお借りしました。


森美術館の展覧会は、
作品点数のボリュームもすごく、
ブルジョワのパワーもすごく、かなりエネルギーがいるものだった。

文化の中で縛り付けにされた身体を見た気がした。



いいなと思ったら応援しよう!