あ、春 (1998)
家族の話です。
すごく家族の話。
何がすごいって
家族同士のリアル感。
もちろん映画だから
映画っぽいし
映画で見せるための
演出だったり演技なんだけど
この人が喋ってる時の
この関係性のあの人の
視線、動き、言葉、、
それらが絶妙過ぎて
え、全員こんなに演技達者なことある?
ってほどでした。
富司純子の舌ペロは沁みたなぁ…
めちゃくちゃ可愛いのです。
そして塚本晋也の医者が
これまたすごく他人っぽかったのがすごい。
家族のリアル、リアル、リアル
あぁ、そうだよね、
家族だからそうは言ってもそんな態度だよね、
ってずーっと見てたら
医者が親身な感じで
リアクションしてるんだけど
それがすごい他人事な
リアクションに見えちゃう。
見えちゃう、というか
演出と演技の技だと思って、すごいなーと。
そんな感服の連続の映画でした。