仕事のできる・できないって、いったい何なのだ?
いつも考えていることです。
仕事のできる・できないって、何なのだ?と。そんな折、ぴったりの言葉を見つけました。今まで知らなったことが恥ずかしいのですが…
それは「巧遅拙速(こうちせっそく)」
出典は孫子で、意味は、いくら上手でも遅いよりは、たとえ下手でも速いほうがよいということです。
そうだ!そのとおり。
同じ職場にいるBさん。同一都道府県内に限れば、偏差値トップ高校の出身です。確かに、気品もあり、仕事は丁寧でまったくミスのない仕上がり。でも何かが違うと思っていました。
それを解決してくれたのが、この言葉です。
Bさん、仕上がり自体は及第点ですが、丁寧にやり過ぎるあまり、期限を超すことはないものの、本当に許されるギリギリまで、そのことに取り組んでいます。
熱心ですし、本人はいたってマジメですから、ダメということはないのですが、仕事の相棒となったとき、いつもヤキモキしてしまいます。
注意すべき?と思いますが、本人のいちばんの売りである「丁寧」「完璧」を否定することにも繋がりかねず、いつも躊躇しています。
しかし、孫子の力を得て、一歩、前に進んだ気分。自分の考え方は、悪くはなかったんじゃないかなと。
これを、うまく伝えることが上司のつとめ…しかし、本人が、自分の振る舞いに100%の自信を持っていたらどうなるか。悩みどころです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?