ほめて育てること、できますか?
「育成」
このためには、ほめることが必要らしい。自分も40歳を超え、職場で受講する研修でも、後輩を育てることについて意識付けがなされる。
いやあ、年をとったなあ。
ついこの前まで、若手だと思っていたけど、求められる役割が急速に変化しています。
誰にものを言ってるんだ。ほめりゃいいんだろ。ほめてやろうじゃないか。ほめることくらいなんて簡単だ!
なんて、研修の受講直後は、息巻いてました。が、これが結構難しい。
分析すると、理由は、この三つ
①この程度でほめなあかんか?
当たり前の業務をこなしただけだろって思ってしまう。
②ここでほめたら勘違いするんちゃうか?
その後輩が、閾値を低く設定すると、組織運営に悪影響ではと思っていまう。
そして、三つ目。
③どや顔が鼻についてしゃあない
我ながら情けないが、どうしても拭えない感情です。
ほめるテクニックのひとつとして、タイミングがあると学びました。
過去をさかのぼってほめるよりも、その時、その場でタイムリーにほめたほうが効果的だと。
うん、それはとおりです。
出来ないんだよなあ。
それくらいのことで、そんなどや顔されると、無性にイラついてしまって。
書いてて思います。
ほめるって、なかなか難しいもの。上司へのお世辞とは何かが違う。
いやあ、リーダーになるには、俺ってまだまだだなあと。
自分を顧みても、ほめられたらうれしいし、頑張ろうって思うから、その効果は絶大なんだろう。
よく考えたら、当時、自分のことをほめてくれた上司も、こんな気持ちだったのかな。
冷静に思えば、そこまでほめられるようなことしてないしね。
野村監督は
「一流選手は非難する、二流選手は賞賛する、三流選手は無視する」
らしいです。まあ、ほめられているうちはまだまだってこと。うん、当時の自分は、まだまだでした。
あ、そういえば、この前ほめられてもらったな。先輩から。よくやりましたねって。
いやあ、改めて、今の自分もまだまだですよ。