やっぱり、ほめることがあまりできない私です
中堅職員からベテランの域に足を踏み入れつつあります。先日、職場の部署の年齢別人員を調べてみたら、大別すると上の部類に入っていました。
時の経つのは早いと感じるのと同時に、自分に求められる役割についても、改めて考えることとなりました。
完全な年功序列とは言いませんが、我が社もリーダーの役割は、年上から割り当てられています。年功序列の意識が強いとも言えます。
そうなると、いやでも、リーダーシップ、つまり組織をまとめる力が必要になります。
その組織に、年上が多いとなれば少し話は変わるのかもしれませんが、年下だけとなると、やはり「ほめる力」が求められるように感じざるを得ません。
ほめるんです、とにかく。ほめて育てていくんです。我が社のマニュアルにもそう書いてあります。
でもね、部下は、我が子ではないんだから。歩けたからほめる、喋れたからほめるなんてできない。
ほめるのは私が求めた役割を10割こなしてきてくれたときだけでいいんじゃない?と思ってしまいます。
マニュアルによれば、7割出来たら、その7割をほめて、残りの3割は二人三脚で進むようなことが書かれています。わかりますよ、でも、「7割をほめる」って必要?いらなくない?
リーダーは、その組織の先頭に立ち、結果を出すことが役割。その過程で、あくまで結果として部下は育成されると考えていました。
いや、今でも、そう考えています。
しかし、今まで、本格的に何かのリーダーになったことのない自分です。やはり、ほめることについてよく考えるべきなんでしょうか。日暮れて道遠し。