努力の過程を楽しむマインドについて
こんにちは、私は近頃の世の中はなんとなく『成功して輝かしい状態であることが全て』といった雰囲気が世の中にあるような気がしてます。
実際そんな考えに煽られて、平凡な自分にムシャクシャした日々を送ってた時期もありました。
今では特に大きな成功を収めなくても
週末には朝から趣味のスポーツやって、帰ったら近くの公園に散歩に行って、お昼は近所の好きなうどん屋さんに行って、夜は家族でちょっと良いお肉を買ってきて家で焼肉して寝る
こんな生活で、心の底から最高にハッピーを感じる私です。
そんな日々ばかりじゃ飽きてしまうでしょうし、人間は社会的な生き物ですので、社会に関わりながら、人の役に立ち、他者に貢献しながら、意義深い人生を送りたいと思うものなのではないでしょうか。
何か大きな成功を手にすることは素晴らしいですが、成功の定義なんて絶対的なものではないですから、その過程も焦らずじっくり楽しんでいけることこそが重要だと思います。
つまり
『未来には期待しつつもしっかり今を楽しむマインド』
を持つことが日々を楽しく過ごすカギなんじゃないかと思います
このメンタルの持ち方について、今回はポケモンで例えてみようと思います。
今現状で自分のラスボスがわからないのならレベルが足りてない証拠
ラスボスを絶対に倒すことを目標にしすぎると焦りや現状の無力感を感じてしまうけども
今、自分がたっている場所を序盤の街「ニビシティ」くらいに思えば、当然、体当たりしかできない自分がいるけども
今自分ができる体当たりと傷薬の有効な使い方をもって、なんとかジムリーダーに挑むだろう
わざわざ、焦って波乗りを覚えることを夢見る必要もないわけである。
現実世界に戻すと
今自分がやっている仕事は単調なもので、もやもやを抱えているとして
自分が最初から与えられた技、つまり「体当たり」だけでなんとか進んでいくしかないわけだが
現実世界はポケモンと違って、外の世界に目をやれば、破壊光線を既に習得して、輝かしいバトルを繰り広げているひともいるわけだ
ここで体当たりをできない自分を悔やむのではなく、破壊光線は今は無理でも、自分にもなんとかつかえそうな「頭突き」程度の技を目標にした方が良いのではないだろうか
頭突きに関する情報を仕入れて、頭突きを練習する時間を一日30分でもいいから勉強して練習し
て、実戦で使えるようにしていくしかないのだ
情報化社会だから、破壊光線使える人と自分を比較してしまいそうになるだろうが、比較して落ち込みすぎる必要はないし、落ち込んだところで今は体当たりでなんとかやっていくしかないのだ。
比較による嫉妬は避けるべき感情である。
情報化社会だからこそ
破壊光線の使い方の情報なら得られるわけだから、頭の片隅で夢見ながら、勉強しながら、今できそうな頭突きを極めていけばいい
いつの日かふりかえってみれば、君は頭突きや破壊光線など体当たりのように簡単に使いこなせるようになるだろうし
状況によって、火炎放射や吹雪や雷を使えるようになっているかもしれない(これは君の生まれもった才能だ)
君が成長してみないとどんな特性をもっているかもわからない
大した特性もないかもしれないが
頭突きくらいはさすがに使えるようになっているだろう
何か特殊な技を持っていないノーマルタイプだったとしても
レベルアップした君の頭突きは
相性の悪いイワークでも一撃で倒すのは間違いないだろう
そんなレベルアップした場所から見える景色は、おそらく今とは違ったものだろうし
レベルアップするまでに一生懸命頭突きを繰り返した日々は、振り返っても良いものだし、その最中も成長を感じて楽しいものでしょう。
そして何よりも重要な真実は、現実世界はポケモンなんかよりも複雑で何がおこるかもわからない
突然、草むらでミュウ2に出くわすこともあるかもしれないし、ポケモンセンターで簡単に回復できないときや
いくらやってもレベルが上がっている感覚がなかったり、どこかに進んでいる感覚が得られないかもしれない
頑張りすぎや休み過ぎたときに回復するための絶対的なアイテムなんてなく、健康は害さないように、しっかり飯食って睡眠とって、目の前のことをこなしていくしかない
しかし、君がレベルアップした先にどんな形態に進化するかも決まっていないし
どんなラスボスに出くわすかもわからない
もしくはどんなラスボスが待ち構えているかもわからない
そんな不確定で夢にあふれた自分だけの世界を楽しまない選択肢などあるだろうか
ということで、たいあたりで目の前の敵や仕事を倒しながら、頭突きの練習にひたすら取り組もう
そして、ゴールや夢を達成することも大事だが、努力や成長する過程自体を実感し、楽しみながらゴールを目指して行こう。その方がずっと楽しそうじゃないですか。
補足
わすれてはならないのが、今自分が攻略したいフィールドにたっているとして
現実世界では、全く違うフィールドも存在している
どうしても行き詰ったと感じたりするときなど、たまに自分が取り組んでいるゲームそのものを俯瞰して見てみよう
何か違う視点で物事が見えるかもしれない(じつはポケモンじゃなくてマリオを攻略しなきゃいけなかったとか、マリオの裏技がこっちで使えるとか)