見出し画像

新規就農#03 農業法人の面接対策

新規就農#02で農業法人の具体的な探し方をご紹介しました。#03では異業種からの転職で戸惑うことの多い「面接」についてまとめてみます。


異業種から転職する際の志望動機

異業種から転職される方は志望動機として下記を上げる方が多い印象です。

・農業人口の減少、耕作放棄地増加などの社会課題を解決したい
・無農薬や有機栽培など食の安全に対する関心
・祖父母や親族が農家で幼少期や帰省の際に手伝った経験
・コロナ禍
・SDGs


一方実態としては下記のような理由が多いです。

・激務やハラスメントで心を病んだ
・都会暮らしに疲れた
・将来独立して農業をやりたい
・現職(リモート)の副業
・早期退職して終の職を探している


面接官は実情をよくわかっていますので、変に繕ったりせずストレートな想いを伝えることをおすすめします。

特に数年以内に独立希望の方は、公的な助成制度(農の雇用)などもありますので、面接の際に伝えしましょう。


農業法人の面接はスーツ?持ち物は?

面接時の服装や持ち物などは、特に指定がない限り一般企業と同じと考えておきましょう。特に指定がない場合でも、農場見学に備えて汚れてもいいスニーカーや長靴などを用意しておくと完璧です。

九州や北海道など、最近ではZoomなどのリモート面接を取り入れる会社も増えてきています。リモートの場合でもスーツの着用をおすすめします。


面接の際に特に気を付ける点は?

1. 出会う全員に元気よく挨拶をする

当たり前のようで意外とできる方が少ないです。
普段デスクワークをされている方は、普段より一段トーンを上げて挨拶しましょう。ベテランパートさんがキーマンだったりするので必ず全員にです。

2. 体験入社の可否を確認する

入社前後のギャップで辞める方が多いため、可能であれば入社前に体験入社や短期インターンをお願いしてみましょう。
農業の場合は採用側も短期離職を経験されていることが多いので、好意的に受け取ってくれる会社が多いと思います。

3. 整理整頓状況を確認する

農薬や燃料タンクが放置されていたり、パソコン周りに書類が山積みになっていたら要注意です。整理整頓ができていない会社は、生産物も従業員も大切にされていない可能性が高いです。

noteを読んでいただきありがとうございます。農業を本気で盛り上げるために、農業のリアルな情報をお届けしています。

お問い合わせは下記アドレスまで。
agrinote@dp45025828.lolipop.jp


いいなと思ったら応援しよう!