人はどのタイミングで素を出すのか
「素を常に出している人」ってすごいと思います。
ここで言う「素」っていうのは本音の言葉(ちょびっと態度)なんですけど。つまり、常に本音で話し続けられる人。
私から言わしたらバケモン級です。いい意味で。
素で自分を出しても周りが許してくれる環境。認められているから、嫌味っぽくないからできる芸当。
(天然だから許される的な人もいるでしょうか)
当たり前なんですが、社会人なら職場や仕事、学生なら交友関係で
常に本音で話し続けられる人って「とち狂ってる」烙印を押されると思います。(よっぽどの親交が無い限り)
特に私の様なコンサルに近い営業なんて仕事は、言い方悪いですが「どれだけ相手を口説き落とすか」が重要で、特に顧客の前では真面目に本音を話す事はほぼありません。
(もちろん、嘘は言わない様に心がけてはいますが・・・笑)
そして私の場合はもうすでにアラサーですが、大人になっていくうちに、
色んな体験や知識で塗り固められた偽りの言葉
に支配され始めてきていて、自分の本音?というか素直な言葉を思い出せなくなったような気がします。つまりは本当の自分の素を出せなくなった。
あの時のpureな気持ちの少年はどこにいった?とふと思った時に寂しくなります。
そう、子供って素直だから何でもかんでも言葉にしちゃいますよね。
最たる例が赤ん坊の泣き声でしょう。
良い大人がいきなり泣き始めたらビビる。
(そういう人みた事あるけど)
でもそれくらい忘れている。素を出す事。
酒の席とかでたまに泣いちゃう大人。あれはあれで好きだ。笑
素を出せている。
大人になると、というか、歳を重ねると大半の人は
「素を出すタイミング」を見失うようになるのではないでしょうか。
人によってはそれは
家族
友人
恋人
の前では出す事はあるでしょう。
もしかしたら肩身の狭い「お父さん」なんかは誰にも「素を出すタイミング」は無いかもしれませんね。
こんな事言ってるのも、私自身が「素の自分を出すタイミング」を失い、年々
「いつ出したらええねん」
ってなってきてるんです。
というかそもそも
素の自分は何処へ?
実際のところ素の自分を出せていない事に対して、失望とか、がっかりという感情はないです。
と言うよりも、それすらも忘れてしまったくらい偽りに塗り固められているんですね。
読んでいるみなさんに伝わってますかね?
正直書いている最中も、書き終わった後に読み返しても、よく分からんのですわ。
さてと、とりあえず