イチゴの栽培方法 プランター?露地?甘くする方法 土作りのまとめ。

はじめに

今年の春にコロナの影響で本業が無くなり、畑を始めた私ですが初めての農業で楽しさを知り、畑に様々な物を植えました。

殆ど畑が一杯に植わった状態の時にホームセンターでイチゴの苗を見つけ、一株なら何処かの隙間に植えられると思い、買い付けてすぐに植えたのですが、予備知識も無く一株なので取りあえず他の野菜の面倒の注いでの様に栽培し、小さな実が2つなりましたが、実の下の部分がどうしても土に付いてしまった様で、半分づつしか食べられない状態になってしまいました。

その株はそのままその場所に植えておくと、どんどん横に広がり、今ではイチゴの占領面積が5倍程になっている為、来年こそは美味しいイチゴを沢山取る為に学習した成果を此処に書く事にします。

1.イチゴの栽培方法

・土作り

イチゴは日当りと風通しが良い場所が大好きで、水はけが良い事が大切になります。

土は柔らかくしておく事で根が伸び易くなりますので、良く耕す事が大切ですが、家のイチゴは株が増殖した言った為、きちんと耕してからと言う形にはなっていませんが、増殖は一向に止まっていません。

一般的には、少なめの肥料を撒いて土を耕して一月程寝かせ土と馴染ませますが、有機肥料と完全堆肥のみの肥料を使用するなら2週間程寝かせる事でも大丈夫で、ついでに石灰と硫黄苦土も撒いて耕すとベストの状態を作る事が出来ます。

イチゴの根は肥料に直接あたる事で痛んでしまうので、良く耕す事が大切で、ホームセンターで販売している善玉菌を混ぜておく事で、腐る有機肥料に対する対策になります。

私の畑では肥料は鶏糞と草木灰、油かすを使用した土に植え付けました。

畑からの帰りにホームセンターで株が半額で売っていて、思わず買い付けて、すぐに畑に戻り、日がくれる直前だったので慌てて植え付け、嬉しい気分で家路に真っ暗な道を歩いて帰った記憶があります。

・苗の植え付け

一季なりのイチゴの栽培時期は、10月〜11月半ばに植え付けて5~6月に収穫します。植える時に注意が必要なのは、深く植えてしまい株の根元のクラウンと言う冠の様な形の部分に小さな目が沢山出ているので、このクラウンが土から出ていなければなりません。

植え付けたらたっぷり目の水をやって、土と馴染ませる様にします。

・水やり

土が乾いたら、湿らす程度の水やりで充分に育ちます。

私の場合は水やりのついでに、水に油かすを10日程水に付けて発酵させた物を混ぜて水肥として水をあげる様にしています。基本的に一株だったので、周りの野菜にあげるついでの作業に近いやり方になっていますが、増殖した現在では、今の所特別な事はしていませんが12月頃から水を控えめにするつもりで、土の周りにも枯れ草等の保湿、防寒対策を施そうと考えています。

夏場は、一日に一回か二回程度、乾燥しない様に水をやります。

冬場はイチゴの休眠期なので、水やりは地面が乾いていて午前中の日があたっている時にやる様にします。

春になったら、少し多めに水をやる事にします。

・追肥

基本的に追肥の必要が無い作物なのですが、私の畑では他の作物に追肥するついでにイチゴにもあげています。大抵は鶏糞で、たまに米ぬか、水肥等をあげて、鳥等を飼育している想定の自然の状態を作る様にしているので、あまり多量の肥料を一度に施す事は殆ど有りません。

・収穫

実が成って収穫近くなると、ランナーが伸び出すので、このランナーを切って実に栄養を多く廻す様にします。

収穫は出来るだけ根元の茎の下をハサミで切り落とします。

・増やし方

収穫後に伸びて来たランナーを土に付く様に導き、根が生える様にする事で、株が増えて行きます。

ランナーから根が生えたら、乱な穂を2センチ程残した所で切り落とし、水をたっぷりあげれば株分けの完成です。

2.プランターと露地栽培

イチゴは鉢植えでもプランターでも露地栽培でも栽培可能なフルーツです。

プランターの場合は、ホームセンターでイチゴ専用の土屋肥料が販売しているので、それをそのまま使うのが一番簡単な方法と言えます。

鉢植えでも栽培可能で、私の仕事仲間で大阪の劇場のプロデューサーの女性は、ベランダでの鉢植えで美味しいイチゴが収穫出来たそうで、メールに写真付きで送って来ましたが、どうせ送ってくれるなら写真では無くイチゴそのものの方が嬉しいかなと思いました。

鉢植えの一株では、遅れるだけの量は収穫出来ないので、来年はこちらが美味しく作って送ってやろうと考えています。

3.甘くする方法

イチゴは果実に日光がしっかりと当たる事で、赤く甘く大きくなる為に、大きな葉の陰等に成らない様に日が当たる方向に実を出してあげる事が大切です。

果実はランナーとは逆方向に成るので、ランナーの切り口を来たに向ける事で日にあたり易いイチゴを作る事が出来、日にアタル事で甘くなります。

脇芽を積む事で栄養の無駄遣いが防げ、ミニ廻る様分が増え、甘くなり易くなります。

葉を多く摘んでしまうと木の勢いが減ってしまい、味のしないイチゴに成ってしまう可能性が高くなりますし、実が成るツルが引っかかる寄り処を失い、ツルが折れる事で味無しのイチゴに成ってしまうので注意が必要です。

おわりに

12月に入る前にランナーをきっちり処理して、きちんとした株分けをしておこうと思います。

来年こそは実が半分しか食べられないと言う事の無い様に、上手にイチゴを栽培したいと思います

追伸

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