結婚とMGTOWーミグタウーのはざまで


始まりはFacebookでした。

同年代の人たちの「結婚します」「婚約します」との投稿が何件も来ていました。

そのことで、ようやく自分が「あー、結婚できるようになってたのかー」と自覚しました。

高校時代の友人や幼なじみも男女問わず「結婚した」という人が出てきました。

改めて皆様、おめでとうございます。


実際に結婚した高校時代の友人とその奥様とお話させていただく機会がありました。「彼を結婚相手に選ぶとはきっと聡明な女性に違いない」と思っていましたし、実際その通りでした。

その幸せな女性の伴侶となった男性のことはある程度知っています。以前、友人5人の長所と僕のまだましなとこを集めた架空の人物を創造したことがあります。その記事がこちら。


その際に彼も融合素材になり、彼を母体にして設計?しました。

それくらい、高次元の人格と額面に見合うだけの能力を備えた男性です。


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うちの両親や他のご夫婦を見ていると、とても僕には結婚生活が務まらないように思います。

いかに「関係をぶち壊さないか」、「上手く折れるか」が長く幸福な結婚生活を維持するうえで大切なように見えます。

そうなるにはまだ修業が足りない。

私自身、結婚をしたことないから上記の見解はあくまでも推測の域を出ません。が、確実に自分だけで生きていくのよりは気を遣わねばなりません。

僕の主張から踏み込んで、「そもそも女性と付き合うのも遠慮したい」と考える男性は増えているようです。アメリカはじめ欧米諸国の話ではあるけど、そろそろ日本でも流行りだすと思います。

タイトルにもなっている「MGTOWーミグタウー」です。

彼らの言い分はこうです。「統計上、結婚は男性にとって損だ。自殺率や早死にする度合い、離婚裁判における敗北率が特にヤバい。このように、女性と関わるのはリスクが高い。健康な男子諸君、女性と付き合うのやめよう」

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非常に科学的な手法を用いて練られた主張です。

科学を用いているということは、「反証可能性」を残していることです。「論理だった過程を示せば主張を崩すことができる」ことが担保されています。これほど有難いものはありません。

一方で、ネット上でフェミニズムの定義をそらんじられない人の唱える「フェミニズム」は新興宗教に近く見えるので僕は苦手です。

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閑話休題。

どうも、学生運動の果てによど号をハイジャックしてまで1970年代の北朝鮮に行こうとした若者たちがフラッシュバックします。

「フェミニズム」を掲げるひとたちと「社会主義」を掲げて学生運動に勤しんだ方々は非常に似ているように思います。


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「宗教」に思想を昇華した人とのつぶやくSNS上での議論は、格闘技をやろうと言っているのに、突然拳銃を出して対戦相手をぶっ殺してくるやつと戦うのと同じです。勝てない。

「宗教」ではなにがしかの信仰対象が「これは正しい」「これは間違っている」と言えばそれが正解なんです。アメリカの特定の州では「進化論」を教えなかったり、信じてない人が多数を占めるのが具体例です。

「いやエビデンスでは進化論の方が仮説としては優勢じゃん」という主張に対して

「うるせえ黙れ聖書にそう書いてあんだ」が成り立つのが「宗教」です。



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ここまでいろんな人を敵に回すようなことを書いてきましたが、僕も敵に回そうとしてる?人たちと同じです。

何かを信じてそれに基づいて行動しているという点では同じです。


結局のところ、私やあなたはどうやって生きていきたいのか?という問題にぶち当たります。

ここは、宗教の領域です。

ここで大事なのが、「自分がどんな思い込みをしているのか」ということに気づくことです。「どうせ若くないから」とか「私がモテないのは他人に原因がある」とか、ありとあらゆるあなた自身の思い込みによってあなたの世界は歪められています。

思い込みまみれで生きているのが人間です。詳しくは「99.9%は仮説」という本をご覧ください。

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とまれ、僕自身の問題です。「自分とウマがあう女性とは出会えない」という思い込みをいったん捨ててみようと思います。

結婚はオセロと同じで、

相手がいないとできません。

まず、相手を探すところから始めます。


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オーシマショウヘイ
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