『泡』

休講になった午後
駄菓子屋で買った
シャボン玉を
2階の部室の窓から
吹いていたら
芝生にいた
空手部まで飛んで行き
泡玉を相手に
彼らは闘い始め
私も笑いながら
液が無くなるまで
吹き続けた
何だったんだ
あの初夏のひと時は

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