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私のフォルダ分け術 2023年3月【2】

細分化しすぎて失敗する

動画を保存している人は、フォルダの分け方に悩んだ経験があるかと思います。よくある失敗は、細分化のしすぎです。

これは引き出しが100個ある家具みたいなものです。一度引き出しに入れてしまうと、すべて開けなければ確認できなくなるため、見つけにくくなります。

ハムスターの動画を観ようとしてハムスターフォルダに行っても、目当ての動画がありません。なぜでしょうか。げっ歯類フォルダやら小動物フォルダやらに入っているからです。

白い猫の動画を観ようとして、動物/猫/白と下層フォルダを探っていっても、見当たりません。なぜなら白というのは記憶違いで、正しくは灰色だったからです。お目当ての動画は灰色フォルダに入っているのです。

操作ミスで「ゴルフレッスン」のフォルダに入っていることもあり得ます。こうなったら、なかなか見つかりません。フォルダの細分化にはこういった問題があります。ではどうすればいいのでしょうか。

まずフォルダ分けは最小限にします。猫を色別に分けるのは、やり過ぎです。

評価別フォルダ

私は「1軍」「2軍」というフォルダを使って分けるようにしました。お気に入りのものは1軍で、そこからあぶれたものは2軍です。評価別フォルダですね。

1軍に入れて何度も観ているうちに、飽きてくるものがあります。そうしたら2軍に落とします。逆に2軍に入れたものの中でも、観ているうちに気に入るものもあります。こういうものは1軍に昇格させます。

これだけでもいいのですが、私は1.5軍フォルダも設けています。2軍以上1軍未満はここに入れます。もちろんここからも昇格したり降格したりします。

時系列フォルダ

時系列フォルダを作るのもいいです。「2023年3月」というフォルダをつくり、その月に入手した動画はすべてそこに保存します。4月になったら「2023年4月」フォルダをつくってそこに保存します。

なぜこれが有効かと言えば、人間は基本的に、新しく入手したものをよく観るからです。手当たり次第に探すより、日付が新しいものから順に探していったほうが、より早く目当ての動画にたどり着きます。

「いや、そんなことはない。自分は何年も前に入手したものをくり返し観ている」という人もいるでしょう。こういう人は、先に述べた「1軍」「2軍」方式がいいですね。よく観る動画は1軍です。

評価別と時系列の合わせ技

合わせ技も有効です。動画を入手したらまず時系列フォルダに保存し、観た後に「1軍」「2軍」に振り分けるのです。この場合、時系列フォルダは未振り分けフォルダ・未視聴フォルダになりますね。積ん読フォルダとも言えます。

ファイル名を工夫する

あと大事なことは、ファイル名にできるだけ多くの情報を盛り込むことです。「白猫毛づくろい家ソファ鳴き」とでもしておけば、どこに紛れ込んでいようと、検索によって発掘することができます。

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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