男女が対立する構造を考える 2022年4月19日~4月20日
【4月19日】
「男女が対立する構造を考える」というラジオを投稿した。話の根拠は基本的にない。思いついたことを話している。
今日、男女平等という理念は浸透しているものの「男が上、女は下」「男がメイン、女はサブ」という構造は広く見られる。
同時に、女性でも社会的地位が高ければ強者だし、男性でも社会的地位が低ければ弱者という構造も存在している。
強者グループの中で男尊女卑があり、弱者グループの中で男尊女卑がある。まとめると、下記のような序列になる。
たとえば大学教授や弁護士などは、社会的地位が高い。この層にいる者は男性でも女性でも「強者」に分類される。しかしこの層にいる女性は、同じ層にいる男性よりは地位が低い。だから強者男性>強者女性となる。
少なからぬ女性が、女性の地位の向上を訴える。彼女らは、強者男性に比べて不当な扱いを受ける。あるいは同性である弱者女性を救いたいという思いもある。そして声を上げる。
この行為が、弱者男性には「自分たちより恵まれているのに不満を訴える贅沢な人たち」と映る。
一番の弱者は「弱者女性」だ。しかし彼女たちも、弱者男性からは「弱い立場であるからこそ、先に助けてもらえる存在」と映る。
自分たちは男性であるがゆえに、女性より救われる際の優先順位が低いと考える。つまり自分たちより女性が先に救われる。これは「男性の命は女性より軽い」という考えにつながっていく。
女性が優しくされるたびに、男性が冷遇されていると感じる。女性を大切にする場面を見るたびに苛立ち、女性そのものを憎悪する者も現れる。
強者女性も弱者男性も、自分たちは不当な目に遭っていると考えるが、下の階層からは妬まれている。弱者女性は最も下の階層だが、弱者男性から見ると、下であるがゆえに同情され、救いの手が差し伸べられる存在として、妬まれる。
この問題にどう対処したらいいか。まずは物事を冷静に見ることだろう。どちらかの性別に属しているために、いつも優遇されるということもないし、冷遇されるということもない。それを知ることが第一歩になると思う。
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