2021年11月23日~26日 異性装と服装規範
【11月23日~24日】
18時17分に目覚めた。今日は異性装について考える。たとえば以下のような人がいるとする。
その人は服屋に行く。あるいはファッションカタログを眺める。異性の服装に憧れる。異性の服を着ると楽しい気分になる。逆に自分の体の性に合わせた服を着ると憂鬱になる。鏡に映る自分を見たくない。
では異性装で生活すれば幸せなのか。そう簡単ではない。
会社には働くために行く。学校には勉強するために行く。余暇も買い物や芸術鑑賞などをするために使う。しかしこれらを異性装で行うと、社会と戦うことになる。
会社では規則によって許されない場合も多い。学校では自由かもしれないが、奇異の目で見られることは間違いない。勉学に集中しにくくなる。休日にどこかへ出かける時も同様だ。ヒソヒソ話をされることは覚悟しなければならない。
またトイレが使いにくい。体の性別に合わせて利用すると、周囲とのトラブルが生じる。かといって異性側のトイレを利用することは法に触れる。多目的トイレを使うことになるが、その数は少ない。
こういったことを避けたければ「女なんだから女の格好」「男なんだから男の格好」という考えを受け入れて、そういう格好をするしかない。社会と戦わなくていい分、労働、勉強、その他の活動に集中できる。
社会の服装規範と戦うのは苦しい。かと言って受け入れることも苦しい。こうなると、ひきこもるほかなくなる。
この問題を抱えている人は、この3つの状態(戦う、受け入れる、ひきこもる)のいずれかにいるのではないか。中にはこの3つの間を絶えず動いている人もいるだろう。
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30代実家暮らし、働かず家にいる男の日記(あぎるnote)
著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…
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