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2022年2月6日~7日 エニアグラムと日本人論
【2月6日】
エニアグラムに関するネットの記事で気になっていることがある。タイプ6が「日本人に多い」「日本のサラリーマン」などと表現されていることだ。「日本はタイプ6の国」というのも見られる。
日本語の記事以外で、このような描写は見られるのだろうか。私は見たことがない。日本人が言って日本人が納得しているだけなのではないか。
エニアグラムは人類普遍のものと聞いている。そうであるならば、他国の人は誰も言っていない、日本人の間でだけ通用している記述に、あまり信憑性はないのではないか。
エニアグラムについて調べる時は英語の記事を読むといい。前回そのように書いた。今回もまたそれを勧める運びとなった。
英語の記事は世界中の人に向けて書かれているから、東アジアの一民族に焦点を当てたりしない。「日本人による日本人論」に惑わされることなく、人間の心に集中することができる。
エニアグラムは個人の心を探るものであって、集団のタイプを判断するものではないと思う。だいたいそんなことができるのかどうか疑わしい。10人中6人が同じタイプだったとしても、それが集団のタイプとは言えない。集団の性格は意思決定者(監督やリーダー)次第で変わるからだ。
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