見出し画像

2022年2月6日~7日 エニアグラムと日本人論

【2月6日】
エニアグラムに関するネットの記事で気になっていることがある。タイプ6が「日本人に多い」「日本のサラリーマン」などと表現されていることだ。「日本はタイプ6の国」というのも見られる。

日本語の記事以外で、このような描写は見られるのだろうか。私は見たことがない。日本人が言って日本人が納得しているだけなのではないか。

エニアグラムは人類普遍のものと聞いている。そうであるならば、他国の人は誰も言っていない、日本人の間でだけ通用している記述に、あまり信憑性はないのではないか。

エニアグラムについて調べる時は英語の記事を読むといい。前回そのように書いた。今回もまたそれを勧める運びとなった。

英語の記事は世界中の人に向けて書かれているから、東アジアの一民族に焦点を当てたりしない。「日本人による日本人論」に惑わされることなく、人間の心に集中することができる。

エニアグラムは個人の心を探るものであって、集団のタイプを判断するものではないと思う。だいたいそんなことができるのかどうか疑わしい。10人中6人が同じタイプだったとしても、それが集団のタイプとは言えない。集団の性格は意思決定者(監督やリーダー)次第で変わるからだ。

ここから先は

700字
月に4記事ぐらい投稿している。1記事の文字数は1000~1500字程度。このマガジンを購読することは、社会に適応できない私のチャレンジを応援する意味を持つ。応援してもらえたら嬉しい。

あぎるnote

¥500 / 月 初月無料

1985年生まれの男性。 学校、労働、集団、人付き合いが難しい。起きる時間と寝る時間を固定できない。内向型人間。ひとりでいたい。HSP。エ…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?