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Step 33:あなたはどのタイプ?「スクラム」適性診断

【スクラム編:チームを動かす実践フレームワーク】 / Step 33:あなたはどのタイプ?「スクラム」適性診断 ←いまここ

この記事で学ぶこと

「スクラム」を導入する上で、チームメンバー一人ひとりの適性、そして、チーム全体としての適性を把握しておくことは、非常に重要です。この章では、簡単な質問に答えるだけで、あなた自身、そして、あなたのチームの「スクラム」適性度を診断できる、チェックリストを用意しました。さあ、あなたとあなたのチームの「スクラム」適性度を、早速チェックしてみましょう!

この記事って要はこういう話

「スクラム」は、どんなチームにも、どんな仕事にも、万能に適用できる、魔法のフレームワークではありません。この章を読めば、あなた自身、そして、あなたのチームが、「スクラム」に向いているかどうかがわかり、「スクラム」導入を成功させるための、ヒントが得られます。

「スクラム」に向いている人、向いていない人

Step 32では、「スクラム」導入を成功させるための、3つのステップについて学びましたね。そして、「スクラム」は、全ての組織、全てのプロジェクトに、万能に適用できるフレームワークではないことも、理解していただけたと思います。

では、「スクラム」は、どのような人に、どのようなチームに、向いているのでしょうか?逆に、どのような人に、どのようなチームに、向いていないのでしょうか?

ここではまず、あなた個人の「スクラム」適性度を診断してみましょう。

あなたの「スクラム」適性度を、自己診断!

以下の質問に、「はい」「いいえ」で答えてみてください。

  1. 変化は、チャンスだと思う。

  2. 新しいことに挑戦するのが好きだ。

  3. チームで仕事をするのが好きだ。

  4. 自分の意見を、積極的に発言できる。

  5. 他人の意見にも、耳を傾けられる。

  6. わからないことがあれば、すぐに人に聞ける。

  7. 失敗を恐れず、チャレンジできる。

  8. 決まったやり方に固執せず、柔軟に対応できる。

  9. 言われたことだけをやるのではなく、自分で考えて行動したい。

  10. 仕事の進捗状況は、常に「見える化」しておきたい。

さて、「はい」は、いくつありましたか?

診断結果

  • 「はい」が8個以上: あなたの「スクラム」適性度は、かなり高めです!「スクラム」チームの一員として、活躍できる素質を十分に持っています。

  • 「はい」が5~7個: あなたの「スクラム」適性度は、平均レベルです。「スクラム」の考え方を理解し、実践することで、さらに成長できるでしょう。

  • 「はい」が4個以下: あなたの「スクラム」適性度は、少し低めかもしれません。しかし、心配は無用です!意識的に行動を変えていくことで、「スクラム」適性度を高めていくことは十分に可能です。

あなたのチームの「スクラム」適性度を、チェック!

次に、あなたのチームの「スクラム」適性度を、チェックしてみましょう。

以下の質問に、「はい」「いいえ」で答えてみてください。

  1. チームメンバー同士、活発に意見交換をしている。

  2. チームの目標が、明確に共有されている。

  3. チームメンバー同士、お互いに助け合っている。

  4. 新しいやり方を、積極的に試している。

  5. 失敗を、成長の機会と捉えている。

  6. 顧客の声を、積極的に聞くようにしている。

  7. 仕事の進捗状況を、チーム全員が把握している。

  8. 問題が発生した際には、チーム全員で解決策を考えている。

  9. チームメンバーの、自主性が尊重されている。

  10. 定期的に、仕事の進め方を振り返り、改善している。

さて、「はい」は、いくつありましたか?

診断結果

  • 「はい」が8個以上: あなたのチームの「スクラム」適性度は、かなり高めです!「スクラム」導入で、大きな成果を得られる可能性を秘めています。

  • 「はい」が5~7個: あなたのチームの「スクラム」適性度は、平均レベルです。「スクラム」導入で、さらに成長できる可能性があるでしょう。

  • 「はい」が4個以下: あなたのチームの「スクラム」適性度は、少し低めかもしれません。しかし、心配は無用です!意識的にチーム運営を変えていくことで、「スクラム」適性度を高めていくことは十分に可能です。

「スクラム」適性度が、全てではない!

「スクラム」適性度の診断結果は、いかがでしたか?

「スクラム」適性度が高かった方も、低かった方も、この結果は、あくまでも現時点での、一つの目安であることを、忘れないでください。

大切なのは、「スクラム」の本質を理解し、自分たちに合った方法で、「スクラム」の考え方を取り入れていくことです。

例えば、「スクラム」適性度が低かったとしても、意識的に、チームメンバーとのコミュニケーションを増やしたり、仕事の進め方を「見える化」したりすることで、「スクラム」適性度を高めていくことは十分に可能です。

また、「スクラム」適性度が高かったとしても、それに甘んじることなく、常に「ふりかえり」を行い、継続的に改善していくことが重要です。

まとめ:「スクラム」適性度は、あなたとあなたのチームの、成長の指標

「スクラム」適性度診断を通して、あなた自身、そして、あなたのチームの、「スクラム」適性度を、客観的に見つめ直すことができたのではないでしょうか?

「スクラム」適性度は、あなたの、そして、あなたのチームの、成長の指標です。

この診断結果を参考に、あなた自身、そして、あなたのチームの、さらなる成長に向けて、一歩ずつ、着実に、歩みを進めていきましょう!

さあ、次のステップでは、「スクラム」の要、「スクラムマスター」の役割について、詳しく見ていきましょう!

理解度チェック

Q1. 「スクラム」適性度診断の目的は、次のうちどれでしょう?

  1. 「スクラム」に向いている人、向いていない人を、見分けるため

  2. 自分自身や、自分のチームの「スクラム」適性度を把握し、「スクラム」導入や実践のヒントを得るため

  3. 「スクラム」適性度が高い方が、優れていると証明するため

Q2. 「スクラム」適性度が低い人は、どうすれば良いでしょうか?

  1. 「スクラム」を実践することを、諦める

  2. 意識的に行動を変えることで、「スクラム」適性度を高めていく

  3. 上司の指示だけを、忠実に実行する

Q3. 「スクラム」適性度が高いチームが、さらに成長し続けるためには、何が重要でしょうか?

  1. 現状に満足し、今まで通りのやり方を続ける

  2. 「ふりかえり」を、全く行わない

  3. 「ふりかえり」を行い、継続的に改善していく

解答
A1. 2. 自分自身や、自分のチームの「スクラム」適性度を把握し、「スクラム」導入や実践のヒントを得るため

A2. 2. 意識的に行動を変えることで、「スクラム」適性度を高めていく

A3. 3. 「ふりかえり」を行い、継続的に改善していく

全問正解できましたか?間違えてしまった方は、もう一度記事を読み返してみてくださいね!

【スクラム編:チームを動かす実践フレームワーク】 / Step 34:「縁の下の力持ち」「スクラムマスター」の役割、徹底解剖 ←次はここ

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