![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166697733/rectangle_large_type_2_e9e95673923977e351e209f51eb1e613.png?width=1200)
Step 33:あなたはどのタイプ?「スクラム」適性診断
【スクラム編:チームを動かす実践フレームワーク】 / Step 33:あなたはどのタイプ?「スクラム」適性診断 ←いまここ
この記事で学ぶこと
「スクラム」を導入する上で、チームメンバー一人ひとりの適性、そして、チーム全体としての適性を把握しておくことは、非常に重要です。この章では、簡単な質問に答えるだけで、あなた自身、そして、あなたのチームの「スクラム」適性度を診断できる、チェックリストを用意しました。さあ、あなたとあなたのチームの「スクラム」適性度を、早速チェックしてみましょう!
この記事って要はこういう話
「スクラム」は、どんなチームにも、どんな仕事にも、万能に適用できる、魔法のフレームワークではありません。この章を読めば、あなた自身、そして、あなたのチームが、「スクラム」に向いているかどうかがわかり、「スクラム」導入を成功させるための、ヒントが得られます。
「スクラム」に向いている人、向いていない人
Step 32では、「スクラム」導入を成功させるための、3つのステップについて学びましたね。そして、「スクラム」は、全ての組織、全てのプロジェクトに、万能に適用できるフレームワークではないことも、理解していただけたと思います。
では、「スクラム」は、どのような人に、どのようなチームに、向いているのでしょうか?逆に、どのような人に、どのようなチームに、向いていないのでしょうか?
ここではまず、あなた個人の「スクラム」適性度を診断してみましょう。
あなたの「スクラム」適性度を、自己診断!
以下の質問に、「はい」「いいえ」で答えてみてください。
変化は、チャンスだと思う。
新しいことに挑戦するのが好きだ。
チームで仕事をするのが好きだ。
自分の意見を、積極的に発言できる。
他人の意見にも、耳を傾けられる。
わからないことがあれば、すぐに人に聞ける。
失敗を恐れず、チャレンジできる。
決まったやり方に固執せず、柔軟に対応できる。
言われたことだけをやるのではなく、自分で考えて行動したい。
仕事の進捗状況は、常に「見える化」しておきたい。
さて、「はい」は、いくつありましたか?
診断結果
「はい」が8個以上: あなたの「スクラム」適性度は、かなり高めです!「スクラム」チームの一員として、活躍できる素質を十分に持っています。
「はい」が5~7個: あなたの「スクラム」適性度は、平均レベルです。「スクラム」の考え方を理解し、実践することで、さらに成長できるでしょう。
「はい」が4個以下: あなたの「スクラム」適性度は、少し低めかもしれません。しかし、心配は無用です!意識的に行動を変えていくことで、「スクラム」適性度を高めていくことは十分に可能です。
あなたのチームの「スクラム」適性度を、チェック!
次に、あなたのチームの「スクラム」適性度を、チェックしてみましょう。
以下の質問に、「はい」「いいえ」で答えてみてください。
チームメンバー同士、活発に意見交換をしている。
チームの目標が、明確に共有されている。
チームメンバー同士、お互いに助け合っている。
新しいやり方を、積極的に試している。
失敗を、成長の機会と捉えている。
顧客の声を、積極的に聞くようにしている。
仕事の進捗状況を、チーム全員が把握している。
問題が発生した際には、チーム全員で解決策を考えている。
チームメンバーの、自主性が尊重されている。
定期的に、仕事の進め方を振り返り、改善している。
さて、「はい」は、いくつありましたか?
診断結果
「はい」が8個以上: あなたのチームの「スクラム」適性度は、かなり高めです!「スクラム」導入で、大きな成果を得られる可能性を秘めています。
「はい」が5~7個: あなたのチームの「スクラム」適性度は、平均レベルです。「スクラム」導入で、さらに成長できる可能性があるでしょう。
「はい」が4個以下: あなたのチームの「スクラム」適性度は、少し低めかもしれません。しかし、心配は無用です!意識的にチーム運営を変えていくことで、「スクラム」適性度を高めていくことは十分に可能です。
「スクラム」適性度が、全てではない!
「スクラム」適性度の診断結果は、いかがでしたか?
「スクラム」適性度が高かった方も、低かった方も、この結果は、あくまでも現時点での、一つの目安であることを、忘れないでください。
大切なのは、「スクラム」の本質を理解し、自分たちに合った方法で、「スクラム」の考え方を取り入れていくことです。
例えば、「スクラム」適性度が低かったとしても、意識的に、チームメンバーとのコミュニケーションを増やしたり、仕事の進め方を「見える化」したりすることで、「スクラム」適性度を高めていくことは十分に可能です。
また、「スクラム」適性度が高かったとしても、それに甘んじることなく、常に「ふりかえり」を行い、継続的に改善していくことが重要です。
まとめ:「スクラム」適性度は、あなたとあなたのチームの、成長の指標
「スクラム」適性度診断を通して、あなた自身、そして、あなたのチームの、「スクラム」適性度を、客観的に見つめ直すことができたのではないでしょうか?
「スクラム」適性度は、あなたの、そして、あなたのチームの、成長の指標です。
この診断結果を参考に、あなた自身、そして、あなたのチームの、さらなる成長に向けて、一歩ずつ、着実に、歩みを進めていきましょう!
さあ、次のステップでは、「スクラム」の要、「スクラムマスター」の役割について、詳しく見ていきましょう!
理解度チェック
Q1. 「スクラム」適性度診断の目的は、次のうちどれでしょう?
「スクラム」に向いている人、向いていない人を、見分けるため
自分自身や、自分のチームの「スクラム」適性度を把握し、「スクラム」導入や実践のヒントを得るため
「スクラム」適性度が高い方が、優れていると証明するため
Q2. 「スクラム」適性度が低い人は、どうすれば良いでしょうか?
「スクラム」を実践することを、諦める
意識的に行動を変えることで、「スクラム」適性度を高めていく
上司の指示だけを、忠実に実行する
Q3. 「スクラム」適性度が高いチームが、さらに成長し続けるためには、何が重要でしょうか?
現状に満足し、今まで通りのやり方を続ける
「ふりかえり」を、全く行わない
「ふりかえり」を行い、継続的に改善していく
解答
A1. 2. 自分自身や、自分のチームの「スクラム」適性度を把握し、「スクラム」導入や実践のヒントを得るため
A2. 2. 意識的に行動を変えることで、「スクラム」適性度を高めていく
A3. 3. 「ふりかえり」を行い、継続的に改善していく
全問正解できましたか?間違えてしまった方は、もう一度記事を読み返してみてくださいね!
【スクラム編:チームを動かす実践フレームワーク】 / Step 34:「縁の下の力持ち」「スクラムマスター」の役割、徹底解剖 ←次はここ