【編集後記番外編】もったいないキッチン
皆さま、おはようございます。
先日の記事、ドキュメンタリー「もったいないキッチン」はご覧いただけましたでしょうか。
まだの方はぜひ!
さて、本作品にはたくさんの「食材救出人」が出てくるのですが、
その中で、今回私が取り上げた人達は、個人の救出人でした。
企業として「再利用」やその他のフードロスに関わっている例は、
小学校でも習っているので、今回はユニークな救出人をご紹介しました。
その中で精進料理が出てきます。
ここだけネタバレになってしまうのですがこのフードロスの例は
「可食部」は全て食べきる、ということです。
そこで私達親子も挑戦しました。
息子が育てた茄子です、ドーン!
この子たちの、ヘタ部分、皆さん捨てていませんか?
実はこの部分にこそ、栄養があるのです。
そして驚いたのは灰汁抜きをしてはも「もったいない」ことです。
知らなくて、レシピ通りに灰汁抜き、してしまったんですがね・・・
最初の一品目は映画にも出てきた「ヘタ煮」です。
灰汁抜きした茄子のヘタを水気をふき取ってからごま油で炒めます、本来はね。
それを息子がごま油も他の調味料(みりん、醤油、酒)も一緒に入れて炒め始めたから「ちょっと―!」とバトル勃発。
「普通、ごま油で炒めて柔らかくしてから調味料でしょう!」
「だって、聞いてないよ、そんなこと」「常識でしょう?」
『非常識な癖に」と険悪ムード。
完成品は。。。やはりヘタの周りは堅かったのです、お味は抜群。はい、仲直り。
2品目?というか2作目は「染物」です。
茄子は素敵な藍のような色が出るので、一度やってみたかったんですよね。
でも、今回は日焼けした茄子であること、少量の皮が原因であったことで、
それほど濃い色にはなりませんでした。
でも大満足!
そしてこの後、焼きミョウバンを使って色止めをしたのですが、思い白い変化がありました。
わかりますでしょうか?この変化。
薄紫だった右のものが、焼きミョウバンで色止めした途端、濃い紫への変化していったのです。
これは楽しみ!と思って出来上がったら、紫陽花のような素敵な水色でした。
さて3品目は、皮を剥いた茄子をレンチン→希釈した麵つゆでいただく「焼きナス」に挑戦。うん、美味しかったです。
工程写真はないのですが、トップ画像がそうです。
このように「捨てるのはもったいないからコンポストに」という考えを違う観点から見ると「食べられるかも!」になります。
これも立派なフードロスです。
他にも、「捨てていたけど、実は栄養価の高いものだった」というのはブロッコリーの芯なども挙げられます。
千切りにしてごま油と塩で炒めるだけで美味しいですよ。