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採用人事のパートナー
こんにちは!ファストドクター株式会社で人事をしているみなみやです。
この記事は「HR Community ひつじんじ Advent Calendar 2024」の8日目の記事です。
人事のアドベントカレンダーがあると聞いて飛びついたものの、初めは筆が重く…笑 この1年間の活動を思い返した結果、今年は特に採用の”パートナー”の皆様からの支えが大きかったことを感じまして、このテーマに決めました。
それでは、今回のテーマである”採用人事のパートナー”とのコミュニケーションについて、事例を2つ交えながらお伝えさせてください。
事例①採用パートナーの第3者の目線
求人票作成のタイミングや、なかなか採用活動がうまくいかない時、どうしても自分の知識だけでは転職の市場感が足りないと感じることってありませんか?
例えば、採用ポジションの責任者(部長やマネージャー)と採用ポジションの人物像について、目線を合わせることが難しい時もありますよね。こういうタイミングで頼りになるのが、協力していただいているエージェントさんや媒体担当さん(以下、パートナーさんと記載)からの第3者目線のアドバイスだと考えています。
具体的には、パートナーさんにお時間を頂戴して、採用ポジションの責任者を交えたミーティングを開き、パートナーさん・人事・採用ポジションの責任者の3者で、求人内容の解像度を合わせるようにしています。
このミーティングでは、募集背景や業務内容など必ず求人票にあることについて触れるだけではなく
どのような経験を持つ方が理想のペルソナか?
そのペルソナの方にとって、何が魅力か?(見込めるキャリアなど)
選考のポイントは?
などをお伝えし、それについて具体的なフィードバックをいただいています。
というのも、「ペルソナは?」と聞かれると、良くも悪くも今一緒に働いているメンバーを具体的に想像できてしまうので、「あの社員みたいに本当は◯◯もできてほしい!」等と、ついつい要件以上に目線が上がってしまうことがあると思うんです。そういう時に、社外のパートナーさんから “第3者目線” の意見をいただくことで、現実的な必要条件に沿って本当に必要としている人物像を明確にしていくことができます。
この3者ミーティングですが、大変ありがたいことにパートナーさんからも
求人をオープンにする前に話し合えると助かる
部長やマネージャーの人となりが分かったのが良かった
と言っていただけることも多く、三方に良い場になっているのではないかな?と感じています。(実際、今年もっとも多くのご支援をいただいたパートナーさんからは、このミーティングがあったことで、ご支援数が4倍になったとフィードバックをいただきました。大感謝です!)
事例②率直なフィードバックをいただく
当社のテクノロジー部門でフルスタックエンジニアの求人をオープンした当初、思ったように応募が動かない時期がありました。これまでは「こういうエンジニアは今、転職市場に少ないんです」「いてもリファラルで入る場合が多いようで…」というコメントいただいてしまうことも多く、試行錯誤を繰り返すなかでどう改善していくか途方に暮れていました。
そこで初心に戻ってパートナーさんに助けをもとめ、「さらにプロダクトファーストな組織を作っていくために、こういうエンジニアさんを必要としているが、動かない。採用に関して率直にフィードバックしていただきたい」ということをお願いしました(半分泣きながら笑)。すると以下のようなフィードバックをいただきました。やや雑多ですが、リアルな当時のメモを抜粋します。
社会貢献性が高くて、医療ドメイン、いけてるっぽい会社っていうのはわかるけど、
・どういう将来を目指してて、何が課題なのか?
・だからこういう人に来て欲しい
これらの一貫性が見えにくい。
だから
・どういう将来を目指していて、開発にどういうミッションがあるのか
・今までの自分のスキルを活かせるのか、どう貢献できるのか
・その将来を目指すあたって課題に向き合ってるメンバーがいるのか
→社会にどのように貢献できるから、そのためにあなたに来て欲しい。
が伝わるように。
このフィードバックをいただいた時、問題はペルソナに「ここで働く魅力がストーリーとして正しく伝わっていない」と気がつきました。改善すべきだったのはつい目がいってしまう手法ではなく、本質を見据えることーーもっと早く自分で気がつきなさいよ、というところなのですが。ついつい日々の業務に追われてしまっていたと反省しています。ここでもパートナーさんの第3の目線に助けられました。
この二つの事例に共通していることは
求人を開いて「ご支援をお願いします」で終わらないこと
パートナーさんの肌感覚と知見にリスペクトを持って相談させていただくこと
だと考えています。これからも当社のValueのひとつである「Try fast, Learn fast」を意識して、まず行動し、そこから学ぶ姿勢を大切していきたいと思います!
(おまけ)求人に加筆した後開発のメンバーにも相談をさせてもらったところ、すぐに4〜5人のエンジニアがそれぞれの視点でコメントをくれたのも、本当に助かりました。思えば、社内にも一緒に採用を進めるパートナーが沢山います。
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経営陣の採用へのコミット
スタートアップでは、経営陣が採用に責任を持つことが必須だとよく言われますが、ファストドクターも例外ではありません!
先日も、採用パートナーさん向けの説明会を開催し、代表の水野とCTO西岡が登壇しました。 私だけでは語りきれない、会社のミッション・ビジョン、そしてそれが現在の取り組みにどうつながっているのかを、今後の展望も含めてオープンにお話をさせていただきました。
説明会を通し、以下のようなありがたいフィードバックをいただきました。(そのまま引用します)
水野様はじめ、ボードメンバーの方々から事業に対する「思い」をお聞きできたのが一番良かったと思います。外部に出ていない情報についても、誠実にトップ自らがご説明いただくことで、我々も自信をもって貴社をご紹介することができます!ぜひ今後も日本の医療を良くし続けていってください!!
リーダーの方たちの思い・キャラクターが良く伝わる説明で、候補者に伝えるべき魅力がイメージできました。また、御社にぜひ良い候補者の方を紹介したいと私自身もモチベートされました。
”採用パートナーさん自身”が、ファストドクターをどう見ておられるのか。
こういう生のお声って、候補者さんにダイレクトに届きますよね。
今後も、経営陣と一緒に会社の魅力やメンバーの声を届けられるような工夫を続けていきたいと思います。
拝啓 大切な大切な採用パートナーの皆様へ
最後になりますが、いつも細やかに相談に乗ってくださって本当にありがとうございます。きっとたくさんの企業や候補者さんを担当されていると思いますが、一つのポジションであっても真摯に向き合い、ご支援してくださっていることを日々感じております。皆さまがファストドクターのことを理解し、会話してくださることが私にとって本当に貴重なアドバイスであり、心の支えです。
ぜひ次の一年も、近い距離でご支援をいただけると大変嬉しいです。
釈迦に説法な部分もあったかと思いますが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。よろしければ「♡」を押してもらえると、励みになります!(noteのアカウントがなくても「♡」は押せるようです^^)
※引き続き「HR Community ひつじんじ Advent Calendar 2024」では、HR関連の発信が続くので要チェックです〜!