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短歌 …宇宙


とらわれてワイングラスの小宇宙流星ひとつ君の手のなか


懐かしい匂いに触れた月の夜は優しい気持ちの自分に気づく


僕たちは
時の流れのなかにいて
日々、
どうでもいいようなことで
悩んだり
拘ってみたり…

果てのない宇宙の
ただ一瞬の
幻のような存在でしかないのなら

ワームホールをくぐり抜けて
どこへでも
行けそうな 気もしてくる

ただ一瞬幻影のような出逢いなら宇宙のキセキと思ってしまうよ

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