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あの世はあるのか、どうなのか?の謎

昨日、旦那さん側の祖父母が眠るお墓の掃除に行ってきた。
うちの旦那さん、自分の母親への愛情はほぼないに等しいそうだが、唯一祖母に対しては深い愛情があり、お墓参りは欠かさない。
定期的に一緒にお墓に行って、墓の周りの掃除をして、お墓を水で浄めたり、湯呑みにお水を汲んでシキビの葉とともに供えたら、最後に線香を焚いて手を合わす。
さすがに、私は義理だから特に深い思い入れはないけれど、一応手を合わせたら、心を込めて今後の家庭円満を拝んで帰ってくる。
おかげさまで、ここ数年は家庭が穏やかになったから、感謝の拝みで済んでいるが、
旦那さんのモラハラが酷い時なんて、車でお墓に向かう途中に怒鳴られることも多々あったから、不謹慎にも『早く迎えに来てください』と願うこともあった。私ひどい…(苦笑)。

さて、昔から抱いていたファンタジーな謎なのは、『あの世の世界はあるのか?』ってこと。

私は、正直わからない。
あるわけないやん!とほぼ思っている反面、
『そう言い切ってもよいのか?』とか、
『言い切るには少し引っかかる…』という気持ちがどこかにあって、私の頭の中は、いつまでもミステリーサークル。

ではまず、あの世がない!と言い切ってもよいのか?と思う心は、
お墓参りや仏壇参りの意味を見いだせなくなると悲しいからだ。
私の場合、線香の煙を見つめながら故人を偲ぶとか、手を合わせて亡き人に語りかけるような行為は、どこか心の片隅で、あの世があるなら先祖が見守ってくれているかも知れないという期待が少なからずある。そして、お墓や仏壇を通して先祖を供養し、感謝する。
もし、絶対にあの世がない!としてしまったら、高級な墓石や仏壇はただのがらくたにしか思えない気がするんだ。
つまり、先祖とのつながりを求めるための拠り所として、あの世があるのかも知れない!と思っておきたいんだと思う。

そして、あの世がない!と言い切るには引っかかると思う心は、
世の中には霊能者という方たちがいて、不思議な体験をしている人たちが沢山いるからだ。昔、天国への手紙という番組があって、江原啓之さんというスピリチュアリストが、あの世の人からのメッセージを受けて依頼人に伝えるという番組があった。江原さんの霊能な言葉に納得して涙を流される依頼人がリアルだったから、テレビを見ながら不思議に思っていたのだった。

最近では、千原せいじさんも霊感があるとカミングアウトしてて、超現実的で正直な雰囲気のせいじさんが、意外にもスピリチュアルな事を語ったということで、『え?もしかしてやっぱりあの世は本当にあるの?』という謎がまた脳裏に浮かんできている。

ちなみに私にも、不思議な経験はある。
夜中に金縛りにあったり、上から押さえつけられるような感覚を感じた事や、あとは音!トンネルの中でバイクが走っているようなザーッという音やシャワー音、大勢の人がお経のようなものを唱えて歩いているような音を夜中に聞いたことがある。どれも夜中の出来事だったから、全て夢の出来事だった(寝ぼけてた)と思うようにしていた。
だけど、リアルなものもある。親戚の人が若くして事故で亡くなった時は、親戚家の電気製品が立て続けに壊れたり、親戚家族の写真に光が入るようになった事を実際に見聞きして、まさか霊からの知らせか?と疑ってしまった経験がある。

これらの経験は、全て偶然といえば偶然だし、人は何かにつけて理由をつけたがるから、不可解な現象の理由を霊でまとめようとしてしまうのかも知れない。

そんなこんなで、私はやっぱり、あの世がない!と言い切ることは出来ず、数%の心があの世があるのかも知れない、いやあって欲しいという感じなのだ。

だけど、そんなアバウトメルヘンな私とは対照的に、科学者や超現実主義者の賢い人たちは、不可解な事を霊で片付けることはせず、理由が証明できない現象や霊能者に対して、インチキとか、精神病、詐欺師だと述べる。

うーん、難しいなぁ。

どちらの意見も説得力があるから、やっぱりこの疑問はこれからもずーっとグレーな領域で扱われるのかな。

世の中の人たちは、正直どう思ってるんだろうなぁ〜(謎)
いい歳して、馬鹿な事を言っていると思われるのかなぁ〜(うらめしや〜)

おわり


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