東の空に月が出て西の空には日が沈む
東の空のお月様と西の空のお日様を同じ空の下眺める
いや、そんなん当たり前やん
西から昇ったお日様が東へ沈~む
わけないし
ひと続きの空を、ふと、ぐるり見回したとき、方角によって別の空を見ているかのようなこの時間が堪らない
お月様は夜だけのものではなく、お日様だってお昼だけのものではなく、ずっと存在している
見え方が変わるだけ
何のこっちゃ
そうは言っても、青い空と夕焼けの美しく、芳ばしい色がとてもうまく混じり合って溶け合って空を彩る様子は何とも素晴らしい
滑らかに移ろうその境目を探すのもまた、味わい深し
味わい深い時間の合間にも、生活があり、生活をして行くにはこんな寒い寒い中、お布団のカバーを洗って干さなければならないし、干したら取り入れてまたお布団にカバーを掛けなくてはいけない
合間じゃなくて中心やな
お布団のカバー乾いたかな、と夕方、ベランダに出ると青い空にお月様が出ていたのを見たので冒頭の話が始まったのよ
ベランダの壁の右側は夕日に照らされた色をしているので西側へまわると落ち行く日の光が見えた
角部屋の特権よ
南側の壁は熱く熱され、東の窓からは燦々と降り注ぐ太陽光の恩恵を受け、夏は夜でも室温が下がらないけれど、暑いのは好きなので本当に良いお部屋
冬休みは寒くても外を出歩き、お散歩お散歩と活動的に歩き回っていたけれど、本日はまだ一歩も家の外に出ていない
目も盛大に腫れていたしな
あ、“まだ”って書いてる
ちゃんと暗くなったら少しお散歩しようかな、と、書きながらもう心に決める18時前
外は正しく真っ暗になったので、お雑煮の下拵えを簡単に済ませたら、寒空の下お散歩へ
わたくしも、夜に溶けていくように