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Photo by inagakijunya

人間ドック行ったら癌が見つかった話

AGI

人間ドック受けるきっかけ

学生以来健康診断らしい健康診断を受けていなかった(今考えたら労基法ぶっちぎってる職場だったので内容もお察し）ので人間ドックでまとめて診ようと思って2019年に血液検査・胸部レントゲン・腹部エコー・心電図のベーシックなものを行ったらピロリ菌が居たので除菌したんですね。
そして１年後また胃カメラ受けてくださいね。と言われたのですが、まぁ受けそびれて今年の１月に行ったんですよ。

家族に甲状腺が弱いとか生殖器系が弱いとか色々気になるので今回はオプション付けて受診したのです。

前回だと見つからないタイプの検査項目を追加したらまぁエコーでぐりんぐりんに見られまして

血液検査は中性脂肪と悪玉コレステロール高いね。って言われてあとは正常だったんですけどもね～・・・。胃カメラの結果は慢性胃炎→表在性胃炎になってました。人生のほとんど胃炎で過ごしてることになるのでは？
あと脾臓がおまけについてました。

専門の病院いってきたよ

どこに異常が出たのかというと甲状腺でして。
都内在住で表参道を歩いていたらアップルのジーニアスストアの横にドーンと病院があるの見かけたことがあると思うんですよ。
私は一生縁が無い病院だろうなぁと思っていたのに！

採血＆エコー

人間ドックの結果を握りしめて診察を受けて、改めて採血とエコー。
患者さんの数が尋常じゃないので流れ作業なんですけど、臨床件数がそれだけ多いということなのでいいかなーと思っています。

その結果

1週間後の診察で分かったこと。
・血液検査の結果
→血中の甲状腺のホルモンと脳下垂体のホルモンは正常
→ただし、甲状腺を攻撃する自己抗体がある
機能低下を伴わない橋本病の診断がおりました。
(この時点では特にそれを良くするみたいな薬も何も出来ることがない)

・エコーの結果
→甲状腺の右側に1.1cmの腫瘍ある。

医師「んじゃ細胞診もやっていきましょっか」
私「そんなお茶に誘うぐらいの気軽さで細胞診進めないでください」

いやだー！ってその晩は唸ってました。

その翌日。面白体験過ぎてそのあとツイキャス雑談もしたんですが、注射器みたいなので甲状腺探られてジュッ！って吸われて初体験の新感覚で茫然自失になってるところを事務的にこう扱われてこう、心情的にこう、ってなりながら病院じゃなくてツイキャスにバブりました。

細胞診の結果聞く前に旅行出ちゃったんだよね

いや、こう緊急性高かったら電話とかかかってくるかなって思ったんよ。
その旅行記はこちら

福岡で鍼灸治療受けてる様も動画に残してて中でしゃべってるんですけど
そのときに発覚してるダメな感じは橋本病発覚程度ですね。
そして3月14日に帰ってきて、いい加減行かないとな～。と思って病院に検査結果聞きにいったんですよ。

細胞診の結果

がん告知で一応深刻な感じでお話してくださったんですが、まぁ細胞診での的中率90％超えらしいので甲状腺乳頭ガンと呼ばれるものが居ます。（2021年5月現在）
1センチを超えていなかったら経過観察でもいいらしいんですけど、1mm大きい。
医師「どうします？」
私「治療方法って手術が標準治療っすか・・・？」
医師「亜切除で機能残ると思うし、転移してたら嫌だから頸部リンパ節郭清術もするけど浮腫みは出ないよ」
私「えーーーーじゃぁやりますぅ」
医師「いつにしましょっか！今日決めちゃいましょ！」
私「デートかな？」

Youtubeチャンネル始めるつもりなんだけどな

集客目的でYoutubeを始めようと福岡で話していてちょうどその講座がスタートする直前だったんですよ。そんで、現在スタートしてましてもしよければチャンネル登録をお願いしたいところなのですが
ガンサバイバー鍼灸師カテゴリーは嫌だ。
という気持ちが強くて講師の人にガン告知受けた当日に電話したんですよね。

講師「えっ、めっちゃ不謹慎ですけどネタになるじゃないですか～」
私「いや～、10年後生存率90％って聞いたら生きる気しかしないのでネタになるんですよね」

そう、元気なつもりの私が抱えてるこの甲状腺乳頭ガン、寿命が来てお迎えきたときに発覚するぐらいおとなしくて進行が極めてゆっくりペースなガンなので
致命的に増殖が速く、治療にも抗がん剤や放射線治療を必要とするものではない(と思いたい)ので、いわゆるがん治療で想像される闘病生活とは程遠い為、変にガンサバイバーで頑張ってます感出すのは温いというか個人的には首に横一本線が入るぐらいの認識しかないので前面に押し出すのはどうなのか。ぐらいの気持ち。

なので、4月・5月中に通常運行のチャンネル運営を行って動画制作とか収録とかに慣れて7月ぐらいに私が入院してるときにスタッフが頑張ってくれたらうれしいな。の気持ちでやっています。

実際になんか自覚症状あるのか

マジでなんもない。
としか言えない。橋本病も機能低下が伴わないと自覚症状も出ないのでむしろよく見つけたな～って感じです。
元気なつもりだけど元気じゃなかったっぽい。という状況なのですが
何も問題なく現在は日常生活および鍼灸院運営が行えている状態なんですよね。

終わりに。健康診断行ってね

座右の銘が「遊ぶ金欲しさに真剣に仕事する」「遊びも仕事も本気でやれば健康に悪い」「健康のために生きると精神を病む」等々色々あるのですが、ご家族に遺伝性が強い病気の方がいらっしゃったら狙い撃ちで検査するのは本当にアリ。じゃなかったら私も分からなかった。
バリウムは胃カメラ飲むか飲まないかの選択を選ぶだけの検査なので最初から胃カメラ飲んだほうがいいです。
どのお仕事もそうだけど、自分の体が資本なので、健康診断にはいってください。
稼いだお金で一緒に遊びましょう！

余談

鍼灸師なのに分からんの？って聞かれるけど
医師も検査しなきゃ分からんわい。
逆に鍼灸師やってて「この検査受けてきて欲しいな」って思ったらお伝えするようにしています。
自分の体といい感じに付き合えていけたらいいですよね。

ここまで読んでいただきありがとうございました！

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