ゴミ拾いランニング「プロギング」
ゲーム感覚で走りながら拾う
だいたい週2〜3回ほど10kmのランニングをしている。時間があればもう少し距離を稼ぐ。ただこう雨が続きなかなかまとまった時間がつくれない。この連休も雨続きでうっぷんがたまっていたけど、めずらしく青空が覗く時間があった。
ここぞとばかりに息子と一緒に外へ飛び出す。そしてその日は以前からやりたかったゴミ拾いをしながらのランニングを決行。スウェーデン発祥のこのフィットネスを「プロギング」という。
PlockaUpp(拾う)+ Jogging(走る)= Plogging
複数人でチームに別れ、最終的に集めたゴミの量を比べあうゲームようなこともやるみたい。
普段走ってるコースで、場所によってはゴミが点在しているのが気になってた。それこそゲーム感覚で楽しくゲットする感じで、息子は自転車に乗りながら発見したら報告するという役割分担でトライ。
準備したのは軍手がわりのランニング手袋、大きめのスーパーの袋。
雨上がりだったのでゴミが水を含み重さや濡れる不快感さがある。普段なら近づかないけど今日だけは見つける楽しさがあった。
実際にやってみると
やりはじめると思った以上に見つかる、というかゴミってこんなに落ちてるのかという印象。走りながら見つける度に立ち止まり立ち戻る。これが想像以上にしんどい。「軽快に走れない&しゃがみこむ」というアクションから長距離は難しいと判断した。当然拾えば拾うほど重くなってくるので、片手の負担が増してくる。
ゴミの中には弁当ガラとその他色々をビニール袋に入れた丸々そのままが落ちていた。こんなもの捨てるなよ。。本当にゴミを捨てる感覚が理解できないけど、なんとも思わない人がいるのは事実。今はゲームということで大物ゲットだぜ。
そして驚いたのが「マスク」の多さ。
全部で12枚を拾った。コロナの影響で川や海を汚染するマスクゴミが増えているというニュースを見たけど、自宅半径5km程度でもこれほど落ちているということは、その悪影響度合いを想像するのが恐ろしい。
ビニール袋もそうだけど、軽くて存在感の薄いものは安易に捨てられがち。自分もついうっかりがあると思うから注意していこう。
今日の取れ高
マスク、空き缶、ペットボトル、弁当ガラ、タバコ、などなど。
子供には触らせられないから、片手で持って走るにはこれくらいになるのかも。晴れて乾いていれば倍はいけるかな。
息子も見つけると大きな声で知らせてくれ、ゴミの多さを感じ取れた様子。それだけでもいいアクションになったと思う。
定期的に月一くらいでやってみよう。今度はラン友達と一緒にやれたらいいな。
帰りに農家さんが開いている無人市で花束を買った。150円
自宅に帰るとまた本降りになってしまった。束の間の青空。
ひまわりと一緒にようやく夏を感じれた時間だった。