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【諦めないで!】フリーターから正社員への就職


アゲルキャリア編集部です。

今回は、フリーターから正社員への就職を検討されている方にぜひ読みいただきたい内容になっています。
「フリーターのままでもいいかな?」「フリーター経験したから正社員には戻れないかもしれない」と思っている方いませんか?

結論、フリーターからの就職はできます!

正社員就職を成功させるための、仕事選びのポイントやおすすめの職種について、ご紹介していきます。
ぜひご一読ください!


<目次>
そもそもフリーターとは?
 フリーターの定義
 フリーターのメリット
 フリーターのデメリット
フリーターと正社員の違い
 社会的信用がない
 生涯年収の差
 給与や待遇面
 厚生年金を受け取れない
就職するためのポイント
 正社員を目指す理由を言語化
 目標設定をしておく
 希望を絞りすぎない
まとめ


そもそもフリーターとは?


フリーターの定義

そもそもフリーターの明確は定義はなんでしょう?
アルバイトしている人、定職についていない人という、なんとなくのイメージがあると思います。

しかし、フリーターにも定義が定められており、
厚生労働省は以下に該当する人をフリーターとしています。

「フリーター」の定義は、15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者とし、
1 雇用者のうち勤め先における呼称が「パート」又は「アルバイト」である者
2 完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
3 非労働力人口のうち希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」で、 家事・通学等していない者

厚生労働省|雇用政策研究会

最近では、時間の拘束がされない、責任感を負いたくないなどの理由から、フリーターを自ら選択する人もいます。

フリーターのメリット

  • 時間に拘束されない自由な働き方ができる

  • 正社員と比べて、仕事への負担が少ない

  • 兼業をすることができる

フリーターの場合、自分の生活スタイルに合わせた働き方をすることができます。何か目標を追うために時間の融通がきくフリーターを選んでいる方もいます。

また、自由な面に加えて、仕事に対する負担や責任感が少ない傾向にあり、精神的・身体的負担のかかりにくい仕事をすることができるでしょう。

フリーターのデメリット

  • 収入が少ない

  • 仕事が不安定

  • 福利厚生はほぼない

フリーターでは、デメリットにもあります。
自由に働くことができる分、働いた時間分の収入しか得られないため、正社員と比べても給与は低くなってしまいます。
仕事自体もとても不安定で、時には天災や疫病に左右されて、仕事がなくなってしまうリスクも高いです。

また、福利厚生面でも、条件を満たさなくても良い場合が多いので、そういった制度を求めるのであれば、正社員もしくは派遣社員、契約社員を選択することをおすすめします。


フリーターと正社員の違い


社会的信用がない

10代のうちはフリーターといっても大差がなく、むしろ自由で羨ましいと感じる人が多かったのではないでしょうか。

しかし、20代以降では、一般的に職歴の浅い人(無い人)への見方はかなり厳しくなっていきます。

働き方が多様化している分、フリーターを自ら選択する人も多いですが、フリーターというだけで厳しい評価をされてしまうことが多いです。

こうした社会的な信用が低いことは、ローンをするときや賃貸などの審査が通りにくくなってしまうこともあります。


生涯年収の差

生涯年収面でも大きな差が出ています。
20代では、給与の差に大きな違いはないことが多いですが、
勤続年収を重ねていくと、正社員の場合は昇給したり役職手当がついたりと年収が上がっていきます。
30代・40代と年齢が上がっていくにつれて、使うことができるお金の差を感じるようになっていくでしょう。

また、一人暮らしができていたとしても、正社員のようにしっかりと安定した額を貯金していくことはなかなか難しいでしょう。
正社員と違って、昇給などはないため、大きく収入が増えることはありません。


給与や待遇面

フリーターの場合は、もし怪我や病気になってしまった際には、収入がストップし、保険などの待遇を受けることができません。
正社員であれば、傷病による休職の際には保険や手当がおり、その分の給与や手当にかかる費用も保障されるので、こういった部分はかなり違いが出てくるでしょう。

また、正社員の場合、月に何日休みであっても、給与は固定の額が払われますが、フリーターの場合はしごとの休めば休むほど手に入る額が減っていってしまいます。

金銭面や福利厚生などの待遇面ではかなり苦しくなるでしょう。

厚生年金を受け取れない

国民年金は、正社員やフリーターなど雇用携帯に関わらず、加入しますが、中には年金を払うことができない人も一定数いるようです。じゃた正社員であれば、厚生年金へも加入し、働きながら積み立ても行っていくので、老後は国民年金と厚生年金を受け取ることができます。

今、老後資金が2000万円足りないという風に言われている中で、フリーターのまま生活をしていると、老後は少ない国民年金のみでの生活を強いられることになりかねません。


就職するためのポイント

改めて、フリーターを続けることへの危機感をもった人は多いのではないでしょうか。
正社員への就職は、フリーター期間が長ければ長いほど、難しくなっていきます。就職活動に向けてしっかり準備をしましょう。

正社員を目指す理由を言語化

どうして正社員になりたいのか、しっかりと考えてみましょう。
もちろん正解はないですが、明確な理由がなければ就職活動は成功しません。

正社員になりたい理由を言語化しておくことで、就職活動の軸が定まり、企業選びに迷ったり、志望動機も作りやすくなるでしょう。

目標を設定しておく

いつまでに就職活動を終わらせるのか、期間を決めておきましょう。フリーターの期間が半年以内か、半年以上かどうかで就職活動の期間は少し変動しますが、しっかりと正社員へ就職している人が多いです。

また、目標設定をすると同時に、アルバイト先には就職活動をする旨や期間などを事前に伝えておきましょう。

希望を絞りすぎない

興味のあることや好きなことなどに絞って仕事の決めるのはおすすめしません。

業界や仕事に対するイメージで仕事を決めてしまうと、思っていた環境とは違ったというギャップを感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、興味のあることや好きなことを仕事にしたい方は、イメージだけで決めるのではなく、しっかりと下調べをして、現実を見ていくことが重要です。

まとめ

正社員への就職を諦めるのはまだ早いです!

20代のうちは、フリーターであってもそこまで正社員との差は感じないですが、年齢を重ねていくごとにどんどん開いてしまいます。
正社員へのハードルを感じる方であれば、まずは派遣社員や契約社員として就職をするのも一つの手段です。
自分の進路について、迷いのある方はキャリアアドバイザーへ相談してみましょう!


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