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家庭学習で伸ばす国語力

こんにちは
agent-matsukuraです

家庭学習で「国語」を勉強することになりました。我が家の長男は、「国語は苦手やねぇ~ん」と自信なさげ。苦手意識があるのはわかりますが、「とりあえず1回やってみたら?」と声をかけると、案の定、逆接や比喩といった基本的な概念がしっかり理解できていない様子でした。これは一緒に学ぶ良い機会だと思い、今年は国語を中心に勉強してみようと決めました。


中学入試の国語問題は「社会の縮図」

長男と一緒に問題集を見ていて驚いたのは、中学入試の国語問題の深さです。特に評論文の題材が非常に幅広く、現代社会を考えさせられるテーマが多いことに気づきました。たとえば、環境問題、AIの進化、異文化理解など、大人でも考えさせられる話題が取り上げられています。

これらの題材は、単に「答えを導き出すために読む」ものではありません。内容を理解し、筆者の意図をつかむ過程そのものが、学びとして非常に重要です。読む力が鍛えられると同時に、広い視野を持つことの大切さを教えてくれます。中学入試の国語問題は、知識だけでなく思考力を問う「社会の縮図」だと感じました。


塾講師が教えてくれた「国語で伸ばすべき4つの力」

家庭学習を進めるにあたり、現役の塾講師の方にもアドバイスをいただきました。特に強調されたのは、以下の4つのポイントです。

1. 読解力

文章を正確に読み解く力は、入試問題だけでなくあらゆる学びの土台です。塾講師によれば、「接続詞の役割をしっかり理解することが読解力向上の鍵」だそうです。特に、「逆接の接続詞(例:しかし、けれども)が出たら、その後に筆者の重要な主張が来る」とのこと。長男にもこれを伝えたところ、徐々に「確かに自分”でも”と会話で使ってるわ」と、少し逆接のイメージができたようです。

2. 語彙力

語彙力は国語力の基礎であり、文章全体の理解度を左右します。塾講師からは、「比喩や擬人法といった表現技法を例文とセットで覚えると、実践で使える語彙になる」と教わりました。たとえば、「雨が泣いている」という表現では、泣く=悲しさを象徴している、とのこと。

3. 記述力

記述問題は自分の考えを整理して表現する力を問われます。塾講師からは、「記述問題を解くときは、設問の意図をしっかり読み取ることが重要」とのアドバイスがありました。特に、「なぜ」という問いに答えるときは、「理由+具体例」をセットにする練習が効果的だそうです。

4. 想像力

物語文では登場人物の気持ちや背景を想像する力が求められます。塾講師からは、「登場人物の行動だけでなく、その行動の裏にある心情や状況を考える習慣をつけることが大切」と教わりました。物語文を読んだあとに「この登場人物はなぜこんなことをしたんだろう?」と問いかけると、想像力が刺激されて考える癖がつくそうです


家庭学習で得られるもの

家庭学習の良さは、親子で一緒に学べることです。問題集の答え合わせをするだけでなく、文章の内容について話し合うことで、単なる暗記にとどまらず「考える学び」へとつなげられる点が魅力です。

もちろん、大人も子どもと一緒に学ぶことで新たな発見があり、国語の学習を通じて「一緒に考える楽しさ」を実感しています。一緒に取り組むことで、学びの幅が広がるのだと改めて感じました。


未来につながる国語力

塾講師も強調していたことですが、国語を学ぶことは単なる入試対策にとどまりません。読解力や記述力、語彙力、そして想像力は、社会に出ても必要なスキルです。他者とコミュニケーションをとり、共感し、説得する力はどの分野に進むにせよ欠かせません。長男には、国語を通じてこうした「一生ものの力」を少しずつ身につけていってほしいと願っています。


親子で挑戦する楽しさ

家庭学習を通じて、親子で学ぶ楽しさを共有する時間を改めて大切にしています。塾講師からのアドバイスを取り入れながら、長男の「苦手」を「得意」に変える挑戦を続けていきたいと思います。

この記事を読んでいただきありがとうございました!「スキ」やフォローをしていただけたら嬉しいです。皆さんの投稿にもお邪魔することがあるかもしれません。これからも日々の気づきや子どもたちの成長について記録していきますので、どうぞよろしくお願いします!


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