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毎日少しだけキャリコン勉強⑥理論てなんだろ?

歴史もまだ途中ですが、ふとよぎった疑問の誘惑にかられて、
寄り道してしまいました。

学んだのは、言葉の意味。
・理論とは
・療法とは
・ガイダンスとは
そして
・体系的ってどういうこと?
・研究ってどういうこと?

正直、歴史を書いているときも、何が違うんだろうと思っていて、
そこは、一度整理しておこうと思ったんです。

※作成途中に見つけたポジティブ心理学のマーティン・セリグマン教授の動画を発見したのでリンクを貼っておきました。
気になる方はぜひご覧になってみたらいいと思います。

心理学には、多くの理論や療法が出てきてます。
そして、心理学の一部であるカウンセリングにも、
理論や療法が出てくる。
では、そもそも、その理論てなんなのか?
何がどうなったら理論になるのかを学んでみました。

理論とは

学んだ内容を書く前に、それぞれの言葉の英語表現を抑えておきたいと思います。なぜなら、言葉から受けるイメージを広げておくと理解しやすかったからです。

おさえておきたい英語表現
論理=Logic=(ロジック)
理論=Theory(セオリー)
療法=Therapy(セラピー)※
学問=studies

※ちなみに療法ってなんだろについては、これがわかりやすかったです。
治療
具体的な病気やけがを治すために行われるもの(一時的)
医療
健康を維持するために広く使われる言葉(継続的)
療法
怪我や病気を治すための方法、手段(継続的)
療養
怪我や病気のために安静にすること(継続的)

上記ふまえたうえで、理論に戻ると、

理論=
個々ばらばらの事柄を法則的・統一的に説明するため、
また認識を発展させるために、筋道をつけて組み立てたもの。
※Oxford Languagesの定義

※Oxford Languagesの定義←これについても調べると面白い、
オックスフォード大学で作っている辞書で全20巻になるらしい。
調べ物するときコレがあったら、きっと楽しいにちがいない、、、

わかるような、わからないような、、、、

そこで事例で考えみることにしました(わたしなりに)

例えば、
ある出来事がある。
出来事は、何らかの理由があって起きている。
その理由を調べてみる。
すると、理由がわかった。
さらに、出来事(個々ばらばらの事柄)を集めてみたら、

調べた理由によって同じ出来事を引き起こすこともがわかった。
=法則的

そして、同じような出来事は、同じ理由でおこっていると説明出来る。
=統一性

もっと簡単にすると、
つながりや関連があることを言葉で説明できる。
時間軸で考えると、
過去(理由)→出来事(今)←これからもそうだと言える(未来)
を一貫して論理的に説明できると理論となる。

※図解する技術は、今こちらで同時勉強中、
https://note.com/kuboasa/m/m1a133619a3a7

さらに
理論が出来上がるまでを、キャリコンの場合でおきかえて考えてみた。

例えば、
キャリアコンサルタントの資格をとって、
カウンセラーとして、たくさんの相談を受けることになった。
クライエントが相談してくる理由を調べていくと、
自分なりに法則(関連性)が見えてきた。

もしかして”こういうこと”が、相談に来る人に共通しているのではないか。
”こういうこと”=仮説

そこで、仮説に基づいた考えが正しいのか調べてみることにした。
惜しみない時間をつかって膨大な同じような出来事のデータを集め、
調査(研究)をおこなった。

すると、どうやらその仮説は法則(関連性)として正しいと言えるようだ。
同じ理由(統一的)でも説明できる!
よし、みんなこの法則(関連性)を私は発見したよ。(理論として発表)
で、使ってもいいよ!
ただ、考え方は理論にそって使ってね、
使う時には療法って形にしてね!

(私はちょっとハマると長くなるのでお許しください)

さらに、整理すると
理論(Theory)の中身は出来事を論理(Logic)で説明出来る。
そして、療法(Therapy)として使われる。

日本だと、療法だけが説明されていて何の理論をベースにしているのか、
わからないものがある。
翻訳や、解釈の違いが原因であると思われます。
例えば、
・理論が療法として表現されている。
・療法が理論として扱われている。
また、どちらかの言葉に理論と療法の両方の意味をもたせていたり
例えば、
論理療法を調べても、療法が基盤としている理論が、認知理論であるとはみつけられないし、
さらに分かりづらいところで、
キャリアコンサルタントが学ぶ、ポジティブ心理学のフロー理論は、
よくよく調べるとフローについて理論であるとは
どこにも見つけることができない。
多分考え方の1つとしてポジティブ心理学の中にあると思うけど、
ややこしことこの上ない、、、
ちなみに調べている際に発見したポジティブ心理学者のセリグマンの動画を発見!ちなみにこのセリグマン教授は、日本でも何万部も売れたGRITやり抜く力のなかで、著者が師事した教授としてちょっとだけ出てくる。
興味のある人はこちらからみてみて、20分くらいの動画ですが、私は見れてよかった。日本語訳ついてます。https://www.ted.com/talks/martin_seligman_the_new_era_of_positive_psychology#t-509853

そこで、結論としては、
言葉の定義を広く受け止めるしかない、と考えるにいたった。
日本の表現では、理論と療法といった別々の表現をしている。
しかし、
意味としては、どちらの言葉にも”考え方とその利用方法”が共通して説明されている。

キャリアコンサルティングで表現すると、

キャリア理論=キャリアに関連した考え方とその使い方
カウンセリング理論=カウンセリングに関連した考え方とその使い方
ガイダンス理論=指導方法や、やり方に関連した考え方とその使い方

ガイダンスとは、個々に様々な援助を与えることで、
援助の内容は、
個人が自分自身についての理解を深め,その能力や興味を十分に活用していろいろな事態にうまく適応し,自主的に問題解決を行なって,望ましい形で参加ができるようにすること。

理論と療法でほぼ尽きてしましましたが、もう少し続きます。

体系的とは

個々の物事が一つの理論的な秩序・まとまりの中に組み込まれているさま、統一的な原理のもとにある様子などを意味する表現。
辞書によっては、システマチックと表現されていたりします。
システマチックアプローチ=体系的な目標への道のり。
もう少し噛み砕くと、
目標達成に関連する考え方が、整理された手順。

研究とは

物事を学問的に深く考え、調べ、明らかにする。また単に、調べること。
(Oxford Languagesの定義)

学問(的)とは

学問とは、一定の理論に基づいて体系化された知識と方法(広辞苑)

まとめ

とそれぞれの言葉の意味を探してみました。
いずれにも共通しているように感じるのは、
”関連性”
論理、理論、療法、ガイダンス、体系化、研究、学問。
いずれにも意味として”関連させる”って動詞が入る。

さらに考えてみると、そもそも記憶することも、
コミュニケーションをとることも、
こうしてnoteに記事をアップすることも
関連させるが含まれてる、、、

あれ? そうすると関連させる方法が根本?
心理学の理論や療法は、関連付け方を表しているにすぎない?
といった疑問をもって今回の学びは終了です。

次回は再度歴史に戻るのと、
今回いろいろ調べてる中で見つけた
日本にキャリア理論を紹介した國分康孝のキャリア理論について学ぶ予定です。

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