執着心は無くすべき?〜ひき寄せの本を紹介③〜
「執着」という言葉を聞いて、どう思いますか?
なんだか物やお金などにこだわって、がっついているようなイメージが浮かんできますね。
一般的に「執着は捨てなければならない」と聞きますが、本当にそうなのでしょうか。
今回は”願いへの執着”について、考えていきます。
※引き続き、こちらの「引き寄せの法則」の本を紹介です
(本の紹介①と②については、記事のさいごにまとめます)
なぜ執着するのか?
執着とは1つの物事に心をとられて、そこから離れられないこと。
「引き寄せ」的に考えるなら、叶えたい願いのことで頭の中がいっぱいになっていることのようです。
noterの方だと「もっと読んでもらいたい」「スキを増やしたい」などの願いことばかり考えている状態でしょうか。
願いとは、その人にとって優先したい事柄です。
だからこそ、願いに執着してしまうのは仕方のないこと。
それに願いへの執着は、叶えようと行動するための原動力にもなりますので必要な感情とも言えます。
執着心が強くなりすぎると
「過ぎたるはおよばざるが如し」とは言いますが、願いを叶えたい気持ちも同じです。
叶えたい欲求が強くなりすぎると、他人のことばかり気になってきます。
フォロワーやスキの数を比べてしまい「なんで伸びないんだ」とか、「誰もみてないのかも…」とネガティブになってしまうのです。
そのような気持ちのままでいることは、チャンスをのがしてしまうだけでなく精神衛生上もよくありません。
だからこそ、「執着は捨てなければならない」と言われてしまうのでしょう。
矛盾と対処法
上記で「捨てなければ」といっていますが、実際には願いを完全に捨てさることはできません。
その願いはあなたにとっては必要だからこそ、叶えたいのですから。
この執着心をめぐる矛盾について、本ではこのように解説されています。
そもそも、「捨てる」というのは、誤った表現かもしれません。
より正確に言えば、「捨てる」ではなく「手放す」です。
「もう考えることはやめた!」と放置し、ほかにやらなくてはいけないことや、目の前にある別のことに意識を向けることを「手放せた」というのです。
つまり自分の中に執着心があると気づいた時は、気持ちを切り替えてしまいます。
仕事に集中したり、気晴らしに散歩したり、いつもと違うジャンルの本を読んで気分を変えみるのもいいかもしれません。
案外、他のことをしている時にアイディアが浮かんできたりするものです。
問題の先送りに聞こえますが、イライラしている時にいい解決案が出てくるとは思えません。
冷静に判断できるようになってから、問題点や対策を考えましょう。
まとめ
「執着」は「こだわり」と、言い換えることができます。
こだわりも強すぎると柔軟性を失いますが、なければ考えの軸がブレて見失ってしまします。
心のバランスをとりながら、願いを叶えていきたいものです。
すっかりシリーズ化していますが、次回は”願いのカタチ”について話していきたいと思います。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
同じ本を紹介した記事