語学力を活かし、マルチに活躍中!社内整備も自ら進めるカスタマーサクセス部のホープ!
こんにちは。
アガサ株式会社、人事の松岡です。
社員インタビュー企画第九弾!
今回はカスタマーサクセス部(以下CS部)の鄭さんです。
新卒でSIerに入社し、ブリッジSEとして経験を積んだ後2022年8月にアガサへジョイン。
未経験の医療×ITという領域で即戦力として活躍する秘訣や、現在の業務について詳しく伺いました!
ーさっそくですが、これまでのご経歴を教えてください。
鄭:中国の大学で情報系の学部に入学しましたが、元々日本に興味があったため、入学後半年ほどで日本語学科に学部変更をしました。高校生の時に勉強で感じたストレスを日本のアニメを見ることで発散していたので、サブカルチャーに興味があったんです。
平日は日本語学科で勉強し、土日どちらかは副専攻として選択していた心理学の授業を受けるという多忙な4年間を過ごし、日系の大手SIerの海外子会社に入社しました。
入社後はプログラミングを基礎から学び、約3ヶ月間は開発業務としてコーディング・テストなどを経験しました。
その後、日本の本社で行っているプロジェクトの一部をアウトソーシングされた業務に携わっていたため、プロジェクトのサブリーダーとして資料作成やレビュー・管理を行っていました。同期のほとんどは情報系の学校を卒業しており、コーディング等はできる状態だったことから私自身人一倍経験を積んでいく必要がありました。ただ、日本側のクライアントと直接やり取りする際は、大学で学んだ日本語を活用することができたため、私の強みを活かせたと実感しています。
ー前職でも早期にご活躍されていたんですね。
印象に残っている案件はありますか?
鄭:初めて受注から人員の調整、納品まで一連の流れを経験できたプロジェクトですね。
半年間携わり、全体を把握しながらの業務には苦労したこともありましたが、それ以上に達成感を得ることができました。また、納品後に日本のクライアントが私が在籍していた中国の武漢まで来てくれ一緒に食事ができたことも印象深く残っています。
1年間経験を積んだあと、日本の本社に出向することになり、これまでの受注する立場から中国へ発注する立場へと変わりました。
中国支社へアウトソースしたものが納品された後、日本側でもテスト・検証を行い、本番環境で運用して問題がないかを確認するのですが、最終的な納期があることや、交代しながら24時間システムの監視をし、バグが起きたらすぐに修正する必要があるため、深夜業務が発生することもありました。
中国支社での在籍時に日本のPMから「本番化は大変だよ」と聞いていましたが、当時は軽く聞き流していて(笑)。大変さはありましたが、それでも5年間、プロジェクトリーダーとして複数の案件を担当しました。
ー粘り強く働かれていたんですね。。!
そこから転職を考えたきっかけはなんでしたか?
鄭:業務で大型案件が終わるタイミングだったことや、小学生から英語を勉強していたこともあり、日本で英語を活かせる企業で働きたいと思ったことがきっかけです。
また、前職では大型案件の場合、数年かけてプロジェクトを進めることがあり、初期段階にクライアントとしっかり打ち合わせをし、共に頑張って作った機能も年数が経つと要件が古くなってしまい、本番化の際には使われないこともありました。
よりスピード感のあるプロジェクトに携わり、自分が携わった機能が使われているか、成果に繋がったのかを見てみたいという気持ちが強くなりました。
顧客の悩みや課題をじっくり聞いて提案・解決し、比較的様々なプロジェクトも経験できるITコンサルタントが自身の考えに合うと思い、転職活動をスタートさせました。
最終的にアガサを含め、3社から内定が出ましたね。
ーその中で、アガサへの入社の決め手を教えてください!
鄭:自社のSaaSプロダクト、医療分野であること、英語が日常的に使えること、が決め手になっています。
アガサはフランスに開発拠点があり、開発メンバーと英語でのやり取りが必ず発生するため、日常的に英語を使うことでさらなる語学力の向上に繋がると感じたことも決め手として大きかったです。
また、学生時代に副専攻として学んでいた心理学も医療に繋がっている部分もあり、元々の興味関心の強さと社会貢献性の高さに魅力を感じ、アガサへ入社を決めました。
ー前職だけでなくアガサでも学生時代のご経験が繋がっているんですね。
実際に英語力の向上を感じることはありますか?
鄭:とてもあります!
入社してすぐの時はテキストでメッセージを作成する際もたどたどしさがあり、スペルが合っているのか適宜調べながら送っていました。
約7ヶ月経った現在は、会話・テキスト共にスムーズにコミュニケーションが取れているので、日常的に英語を使うことの重要性を感じていますね。
顧客の要望共有や、製品に対して問い合わせが来た時に日本側で分からない場合、開発メンバーに確認することがあるので、テキストでは毎日英語でのやり取りが発生しています。また、週に1度は日本とフランスのメンバーで情報共有をするミーティングを行っており、その際は口頭でもコミュニケーションを取っているため、英語力を向上させたい方にとってテクニカルコンサルタントはおすすめのポジションです!
ー鄭さんの常に上を目指そうとする意識が素晴らしいですね。
担当されている業務についてもお聞かせいただけますか?
鄭:現在はCS部のテクニカルコンサルタントとして、オンボーディング担当のチームと連携しながら、主にシステム面からAgathaの導入をサポートしています。
とはいえオンボーディング担当とテクニカルコンサルタントの業務は明確に線引きができないこともあるため、場合によってはオンボーディングも兼務するような形で対応することもあります。
導入までの要件定義〜進捗の管理や、要件を実現するための設定、さらに顧客の要望で新機能の開発が必要になった際はフランスの開発チームと連携しながら業務を進めています。
顧客とのミーティングに参加することも多く、設定関連の話やシステム設定後テストを実施した結果などをご報告しています。
実際に開発に携わるわけではありませんが、当社が利用しているAWSの基盤を使うことにより顧客にどのような影響があるのかなど、バックアップの仕組みを知っておかなければ質問をいただいた際にも対応ができないため、幅広い知識が身についているなと日々実感しています。
ー業務の中ではどのようなやりがいを感じていますか?
鄭:社外・社内それぞれにやりがいがあります。
まず、社外に対しては、顧客の要望にシステム設定で応えられた時に達成感を感じます。また、導入後スムーズにAgathaを利用できるようフォローを行う際や、管理者トレーニングの場でAgathaを理解いただけた際に顧客から感謝された時はやりがいにも繋がっています。
社内に関しては、まだまだ整備されきっていない環境でもあるため、Agathaについての資料が様々なところに格納されているんです(笑)。
変化も多く新しい業務やプロジェクトが始まり、業務フローが整わないまま進んでいることも少なくないため、隙間時間で手順書の作成や、着手できていなかった課題を整理しチームに共有することを心がけています。
今はメンバーが発信している有用な情報を一つのSlackチャンネルにまとめるようになり、自身が所属しているグループだけに留まらず他メンバーから感謝の言葉をもらえることがあるので、やりがいとなっています。
ー「感謝」がやりがいに繋がっているのですね。
反対に、入社後大変だったことはありますか?
鄭:やはり入社後3ヶ月間は、知識・用語のキャッチアップに苦労しました。
分からないことを聞けば親切に教えてくれるメンバーばかりなのでありがたかったですが、業務やAgathaの全体像をつかむことに時間はかかりました。
最初は顧客がシステムを導入する上で、どこを重要視されているのかも分かりませんでしたし、どのような特徴がある業界なのか、専門用語の意味などから理解する必要がありました。
コツコツと知識をつけ全体像が把握できた後は、打ち合わせに参加した際も顧客業務の流れを理解した上で進めることができたため、楽しく仕事ができるようになりました。
CS部では毎日昼会を行っているため、入社当時は法律のことやアガサ内での名称などで分からないことがあればノートに書き込み、自分で調べてハックしていきました。
キャッチアップの大変さは身に染みて感じたので、今後入社してくれる方向けに全体像をつかむための資料をまとめました。みなさん安心してご入社くださいね!
ー頼もしいです!
新メンバーも続々入社していますが、接する際に心がけていることはありますか?
鄭:私も色々と教えてもらってきたので、知識を共有しながら接していくことを心がけています。
また、長期インターン生も入社してくれました。まず何から調べていいのかも分からない状況だと思うので、参考になるHPや本の共有をしています。
少しでも役立ててくれていると嬉しいです!
ーでは最後に、今後アガサで叶えたいビジョンをお聞かせください。
鄭:アガサでは中国のパートナーとも協業し、海外展開を進めています。今後さらに事業を伸ばしていくフェーズになった際は、私の強みである語学力を活かして売上拡大に貢献していきたいです。
また、部内もさらに働きやすい環境にしていくこともビジョンの一つです。
仕組みを整理し、必要であれば積極的に新しいツールを試して生産性高く効率的に業務ができる環境を構築していきたいと思っています。
前職で培った経験と語学力を活かし、ヘルスケア・ライフサイエンス両面へのAgatha導入に幅広く携わっている鄭さん。
フローや情報の整理を行い、メンバーに積極的に共有しているエピソードなど、鄭さんが
社内・社外ともに頼りにされている秘訣をお伺いすることができ、私自身も背筋が伸びる思いでした。
鄭さん、ありがとうございました!
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