【詩】 夏の午後の太陽
夏の午後の太陽は
その大きなやわらかい舌で
僕たちをやさしく舐めた
夏の午後の太陽の下で
僕たちは 息も絶え絶えに
笑いあった
アスファルトの上
あの彼方に見える蜃気楼は
まるで僕らの希望のよう
夏の午後の太陽は
なんと無邪気で無慈悲なことか
夏の午後の太陽は
その大きなやわらかい舌で
僕たちをやさしく舐めた
夏の午後の太陽の下で
僕たちは 息も絶え絶えに
笑いあった
アスファルトの上
あの彼方に見える蜃気楼は
まるで僕らの希望のよう
夏の午後の太陽は
なんと無邪気で無慈悲なことか