【詩】 雷鳴
雷が鳴っている
ドンドンドン、と鳴ったあと
ゴロゴロゴロと響き渡る
揺らぐ空気は高次の気配
目を閉じながら 想像する
ドンドンドンは 天の太鼓
清らかな熟練の演奏で
天駆ける神の到着を祝う
そして ゴロゴロゴロと
駆けるは韋駄天
遠く天竺から けれど瞬時に
この町の上へ来られたのだ
空を自在に駆け回るガルーダ
下界の放つ邪気を祓う
神の駆ける音を
聞くのが好きだ
雷が鳴っている
ドンドンドン、と鳴ったあと
ゴロゴロゴロと響き渡る
揺らぐ空気は高次の気配
目を閉じながら 想像する
ドンドンドンは 天の太鼓
清らかな熟練の演奏で
天駆ける神の到着を祝う
そして ゴロゴロゴロと
駆けるは韋駄天
遠く天竺から けれど瞬時に
この町の上へ来られたのだ
空を自在に駆け回るガルーダ
下界の放つ邪気を祓う
神の駆ける音を
聞くのが好きだ