【詩】 夏を味わって
窓を開けて 扇風機つけて
夏の午後を味わう
酷暑の海を渡ってきた やわらかく たわむ風
姿の見えぬ 蝉たちの伴奏
今 この季節の 最大演出
横になって 目を閉じる
裸足の足を投げ出せば
するり撫でられる 解放感
何のために生まれてきたの
この辛さがあるゆえの 快楽よ
それを味わうために 生まれてきたのよ
ちいさな声が 聞こえてくる
夏の午後を 味わうことは
生きてることを 教えてくれる
窓を開けて 扇風機つけて
夏の午後を味わう
酷暑の海を渡ってきた やわらかく たわむ風
姿の見えぬ 蝉たちの伴奏
今 この季節の 最大演出
横になって 目を閉じる
裸足の足を投げ出せば
するり撫でられる 解放感
何のために生まれてきたの
この辛さがあるゆえの 快楽よ
それを味わうために 生まれてきたのよ
ちいさな声が 聞こえてくる
夏の午後を 味わうことは
生きてることを 教えてくれる