![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163592467/rectangle_large_type_2_cfc6503d6cc7e2a12f931b71cb5d604b.jpeg?width=1200)
自己嫌悪のスパイラル:『どうせ自分なんて…』が口癖だった
あの日のことは、
今でも鮮明に覚えている。
大学の新入生歓迎会でのことだ。
自己紹介をする順番が
回ってきた瞬間、
心臓がバクバクと高鳴り始めた。
![](https://assets.st-note.com/img/1732786563-zVWHjhykv93AQaq5gT7YFGt8.png?width=1200)
頭の中が真っ白になり、
用意していた言葉は
全て飛んでしまった。
震える声で
何とか名前を言ったものの、
その後は何を話せばいいのか分からず、
ただただ沈黙が流れた・・・・
周りの視線を感じ、
顔が熱くなるのを感じた。
笑っている人が
いるような気がした。
![](https://assets.st-note.com/img/1732786563-aszoCEVLfXNG7DT0lkY9P5Wv.png?width=1200)
恥ずかしさと情けなさで、
その場から逃げ出したかった。
「どうせ自分なんて…」。
自己紹介の後、
この言葉が頭の中を
ぐるぐると回り続けた。
うまく話せなかった自分は
ダメな人間だ、
周りの人はきっと
私のことを笑っているだろう、
そう思うと
自己嫌悪のスパイラルから
抜け出せなかった。
それからの私は、
人前で話すことを
極端に恐れるようになった。
![](https://assets.st-note.com/img/1732786563-6x84fMnBGkDZ5zKm1E7yHCSO.png)
授業中の発言はもちろん、
友達と話すことさえも
怖かった。
いつも
「どうせ自分なんて…」
という言葉が
影のようにつきまとい、
自信を喪失させていった。
アルバイトの面接では、
緊張のあまり
言葉が詰まってしまい、
うまく自己PRができなかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1732786563-9cn4vfkjr6RJXbdDE0CQUT3P.png?width=1200)
結果は不採用。
「やっぱりダメだった…」。
自己嫌悪はさらに深まり、
自分は社会に出ても
やっていけないのではないかという
不安に押しつぶされそうになった。
![](https://assets.st-note.com/img/1732786563-fi69tJ0s5V71AOQEHNumkTCd.png?width=1200)
しかし、そんな日々の中で、
あることに気がついた。
「どうせ自分なんて…」
と決めつけて、
挑戦することから逃げていては、
何も変わらない。
少しずつでいい、
一歩ずつ前に進んでいこう。
失敗してもいい、
そこから学べばいい。
そう思えるようになった時、
私の心は少し軽くなった。
![](https://assets.st-note.com/img/1732786563-9ZcWg4ntuDy2PSI68BlEsMNq.png?width=1200)
あがり症は
まだ完全に克服できたわけではない。
でも、以前のように
自己嫌悪に陥ることは少なくなった。
「どうせ自分なんて…」
ではなく、
「次はきっとうまくいく」と、
自分に言い聞かせるようにしている。
このブログを読んでいるあなたも、
もしかしたら
同じように自己嫌悪に
苦しんでいるかもしれない。
でも、どうか
自分を責めないでほしい。
あなたは一人じゃない。
![](https://assets.st-note.com/img/1732786563-v7LRh1UexZzYrb56kNgBS3Xs.png?width=1200)
一緒に、一歩ずつ
前に進んでいきましょう。