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『会話が続かない』と気づいた私が、共感する力を育てた方法

学生時代、

私は会話が苦手でした。


特にグループでの会話になると、

話題についていけず、

ただ頷くだけ。


頭の中では

「次は何を言おう」

と考えるのに、

口が追いつかないのです。

一対一でも同じで、

相手が話を終えると沈黙が訪れ、

気まずい空気に耐えきれず、


「そろそろ行かなきゃ」

とその場を離れることが

よくありました。


ある日、友人に

「話していて楽しくない」

と言われたことがありました。


その言葉が頭から離れず、

自分がどれだけ人と話すのが

苦手かを改めて痛感しました。


私は

「自分の性格のせいだ」

「何を話してもつまらない」

と自己嫌悪に陥り、


人との会話が

ますます怖くなりました。

そんな私が変わり始めたのは、

たまたま読んだ

心理学の本の一文からです。


それは、

「相手の話をただ聞くことも、立派な会話」

というものでした。


これを試してみようと、

まずは自分が話すことを意識せず、

相手の話に

耳を傾けることから始めました。


相手の話に

「そうなんだ」

「それはどういうこと?」

と自然なリアクションを返すことで、


少しずつ会話が

途切れなくなり、

相手が笑顔を見せる場面も

増えました。

振り返ると、

私が一番怖かったのは、

会話が続かないことではなく、

「自分が拒絶されること」

だったのだと思います。


でも今では、

「話すのが苦手でも、相手の話を聞く力で繋がれる」

と感じられるようになりました。


もし今、あなたが

会話に自信を持てずに

悩んでいるなら、

大丈夫です。


無理に話題を

探す必要はありません。


ただ相手の話を

丁寧に聞くことも、

十分に相手との絆を作る力になります。

そして少しずつ、

自分のペースで会話の楽しさを

取り戻していきましょう。


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