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中山美穂さんの名曲に励まされて、一歩ずつ前に進めた私の社交不安症の物語
毎年12月になると、
中山美穂さんの名曲
『遠い街のどこかで…』
を思い出します。
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この季節感あふれるメロディと
ロマンチックな歌詞に、
心が温かく包まれるような
気持ちになります。
「こんなセリフを女性に言われたら、男性はメロメロになるだろうな…」
なんて思いながら、
つい笑みがこぼれてしまうほどです。
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でも、かつての私は、
恋愛や人間関係に
一歩踏み出す勇気がありませんでした。
人前で話すと
声が震えるどころか、
顔が真っ赤になり、
頭の中が真っ白になる自分。
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会社の飲み会で、
たった一言「乾杯」を
言うだけでも手が震え、
みんなに笑われたように
感じたこともあります。
その夜は
帰り道で涙をこらえきれず、
もう人と関わるのは
やめようと思ったことも…。
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そんな私が少し変われたのは、
小さな一歩を積み重ねたからでした。
まずは自分を否定しないこと。
「今日は何とか挨拶できた」
「声が震えても、伝えようとした気持ちはあった」と、
失敗の中に
自分なりの良いところを
見つけるようにしました。
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そして、無理をせずに
一つひとつ自分のペースで
克服していくことにしました。
今夜は中山美穂さんの大ヒットドラマ
『逢いたい時にあなたはいない…』
をYoutubeで観ながら、
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あの時代の胸が高鳴るような思い出に浸りつつ、
眠りにつこうと思います。
中山美穂さんの名曲のように、
人生にはきっと
心が震える瞬間が必要なんです。
それは失敗した時も、
うまくいった時も。
たとえ小さな一歩でも、
それは確実にあなたを前に進めます。
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どんな道のりでも、
歩みを止めなければ、
遠い街のどこかで…
素敵な未来が待っているはずです。